退職代行サービスの認知度が高まる中、退職代行モームリは過去の利用状況を調査し、その結果を公開しました。退職代行モームリは、26,952名の利用者を抱え、そのうち2,667社、つまり全体の約9.8％が複数回利用されています。これは、企業側が労働環境の改善や社員の定着に向けて、どのように取り組むべきかを示す重要なデータです。
最も多く利用された企業ランキングTOP10
退職代行モームリの利用回数が最も多かった企業は以下の通りです。
1. 人材派遣会社（103回）
2. コンビニチェーン（65回）
3. 人材派遣会社（57回）
4. 運送会社（55回）
5. 自動車販売会社（49回）
6. 人材派遣会社（48回）
7. 運送会社（46回）
7. 医療・福祉・教育関連サービス（46回）
9. 食品製造・販売会社（45回）
10. 人材派遣会社（41回）
これらのデータを見ると、全ての企業が従業員数1,500名以上の大企業であることが分かります。特に人材派遣会社の占める割合が高く、退職理由の一端には「企業の方や管理が現場に届いていない」ケースが多いことも明らかです。さらに深掘りすると、11位から40位の企業の情報も以下のようになっています。
–11位：人材派遣会社（40回）
–11位：保険会社（40回）
–11位：情報サービス業（40回）
–14位：ファストフード（38回）
–15位：自動車販売会社（36回）
このランキングからも見て取れるように、多くの人材派遣会社が上位にランクインしています。退職代行の利用が多い理由として、「労働環境や人間関係」「退職時の強引な引き止め」が挙げられます。特に人材派遣業界では、派遣先企業の労働環境が把握しづらいことが問題視され、結果的に離職率が高くなっています。
今回の調査結果は、企業にとって重要な示唆を提供します。特に頻繁に退職代行を利用される企業は、その理由を真剣に受け止め、労働環境の改善に取り組む必要があります。退職代行モームリが示すデータを活用し、企業側がより良い職場環境を整えることで、社員の定着率向上に繋げていくことが務です。
詳しくは「株式会社アルバトロス」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
