近年、国内ではSNSなどを通じて公的機関への相談件数が増加しており、特に「離婚」に関する相談は多くの人々が抱える重要な問題となっています。この背景を受けて、日本加除株式会社はAIカウンセリング機能を備えた新たなサービス「離コンパス」を開発しました。このサービスは、専門知識を有するAIが、24時間体制で住民からの相談に寄り添うことを目的としています。
行政による相談支援の需要が高まる中、特に「離婚」に関する相談は、周囲に知られることを避けたいという心理が影響し、相談先の選定が難しい状況です。この課題に対応するため、日本加除出版は「離コンパス」を通じて、市民と公的機関の架け橋となるべく新たなソリューションを提案しています。
AI相談員が「メタバース役所」でユーザーの相談に応じ、「夫婦間の悩み」や「子供の悩み」など、多様なテーマについての相談を行います。実際の利用者からは、AIカウンセラーが提供するプライバシー保護機能が安心感をもたらすという声が上がっています。また、相談後にはWEBアンケートを通じてフィードバックを収集し、サービス向上に役立てる方針です。これは、AI相談員の精度や対応力向上に寄与することが期待されています。
「離コンパス」と「メタバース役所」の連携により、住民の心の悩みを軽減する新たな公共サービスの形が実現しようとしています。今後も専門知識を生かしたサービスの拡充を図ることで、地域住民の生活改善へとつなげていくことが期待されます。詳しくは「日本加除出版株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
