損害保険ジャパン株式会社(以下「損保ジャパン」)とデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下「デロイト トーマツ」)は、損害保険会社向けのレンタカー配車システムを共同で開発し、全ての国内損害保険会社が利用できるレンタカー手配プラットフォームを新たに提供開始しました。この動きは、保険契約者や事故担当者が迅速かつ効率的にレンタカーを手配できることを目的としています。
従来、保険会社の事故担当者はレンタカー手配の際、各レンタカー会社に電話で確認を行う必要があり、その結果、手配に時間を要していました。この新しい配車システムを利用することで、複数のレンタカー会社に同時に手配可否を確認でき、業務の効率化が大いに実現されます。
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また、このシステムはデロイト トーマツが構築したクラウド型システムで、金融機関向けの安全基準であるFISCに準拠したセキュアな環境で提供されます。これにより、顧客の個人情報をしっかり守りつつ、スムーズな手続きを可能とします。
現在、全国各地のレンタカー店舗が登録されており、今後も新たな店舗を追加することで、利用可能なサービスの充実を図ります。この取り組みにより、損保ジャパンは業界全体の標準化を進め、保険契約者への迅速なを実現することを目指しています。
詳しくは「損害保険ジャパン株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 熊谷