株式会社NTTドコモ、アカツキグループ、株式会社メディアドゥ、株式会社MyAnimeListは、4社が共同開発した電子コミック配信サービス「MANGA MIRAI」を、2025年3月5日(水)より米国で提供開始します。ドコモが提供元となる本サービスでは、Kodansha USA Publishing, LLCやSQUARE ENIX CO., LTD.などの出版社から、780タイトル、11,000巻以上の日本のマンガ作品が英語に翻訳された状態で配信されます。ユーザーは、1冊単位からマンガ作品を購入し、サービスサイトや専用リーダーアプリを通じて閲覧することができます。
「MANGA MIRAI」では、最新アニメ「WIND BREAKER」や「アラフォー男の異世界通販生活」、人気アニメ「BLUE LOCK」など、米国においてアニメでも人気のマンガ作品や、ドコモのオリジナル作品を楽しむことが可能です。今後は、KADOKAWAグループのYen Press, LLCなど、さらに多くの出版社の作品も追加する計画で、米国における日本のマンガファンの皆様に幅広いラインナップと充実した機能を提供する予定です。

また、世界での会員登録数が1,950万に上る「MyAnimeList」からも本サービスにアクセスできる仕組みが整えられており、MyAnimeListのマンガやアニメの作品情報ページから直接、「MANGA MIRAI」へアクセスして試し読みや購入を行うことができます。なお、本サービスは米国限定での提供となり、日本国内では利用できません。
今回の取り組みにより、米国市場において日本のマンガカルチャーがさらに広がり、世界中のファンに新たな読書体験を提供することが期待されています。詳細なサービス情報や最新のラインナップについては、各社が提供する公式サイトやアプリを確認ください。
レポート/DXマガジン編集部折川