株式会社資さんは2025年2月24日、東京初出店となる「資さんうどん両国店」をオープンしました。今回の出店は、資さんうどんチェーンの75店舗目にあたるとともに、東京都内での初の出店となります。
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資さんうどんは、北九州発祥のソウルフードとして知られ、人気No.1メニューの「肉ごぼ天うどん」や、丼人気No.1の「カツとじ丼」、小倉発祥の「焼きうどん」や本格的な味わいの「ビーフカレー」など、100種類以上の豊富なメニューを取り揃えています。また、年間540万個を売り上げる名物「ぼた餅」は、食べやすい「ミニぼた餅」として提供され、朝定食や晩酌にぴったりのおでんも用意しているため、一日中資さんうどんを楽しめるのが特徴です。
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なお株式会社資さんは、すかいらーくホールディングスが2024年10月に買収。すかいらーくホールディングスの2024年通期の売上高は4011億円で463億円の増収でしたが、そのうちの43億円は資さんうどんの売上(10~12月の3ヵ月分)が占めています。すかいらーくグループの売上に確実に貢献し、2025年の売上も資さんうどんが174億円貢献すると見込んでいます。
さらにすかいらーくホールディングスは今後の「資さんうどん」について、2025年に9店の新規出店を計画します。同グループの他ブランドから資さんうどんに転換する12店を合わせると、2025年に21店舗を投入する予定です。こうした出店計画などにより、すかいらーくホールディングスは2025年の売上を4450億円とし、439億円の増収を見込んでいます。
食材のインフレが飲食業界を直撃する中、すかいらーくホールディングスが資さんうどんの関東展開をどう加速させるのか。今後の新店発表に注目です。
なお、資さんうどん成功の秘訣やDX推進の裏側を紹介するイベント「オムニチャネルDay」が2月28日(金)に開催します。資さんうどん 代表取締役社長の佐藤崇史氏が登壇し、関東展開の展望などにも触れる予定です。気になる人はぜひ、チェックしてみてください。
【オムニチャネルDay】
https://omniassociation.com/association/omnichannelday
レポート/DXマガジン編集部 折川