MIXIは、SNS『mixi』が誕生してから20年目の節目に、新たなSNS「mixi2」を2024年12月16日(月)よりサービス開始しました。すでに登録者数が120万人を突破しており、多くのユーザーが利用をはじめています。
世界的にXやFacebook、InstagramなどのSNSが情報流通の中心として人気を集め、日本におけるSNSの利用率も非常に高まっていますが、『mixi』は20年にわたり「心地の良いつながり」を軸としたコミュニケーション空間を提供し続けてきました。一方、フォロワー数やアルゴリズムによるレコメンドを重視する巨大SNSは、日常の些細な出来事や友人とのやり取りが埋もれやすく、ニュースメディア化が進んでいます。これに対し「mixi2」では、「今を共有でき、すぐ集える」というコンセプトのもと、短文テキストによる手軽でリアルタイムなコミュニケーションを可能にし、ユーザーが身近な友人や知人とのやり取りをもっと身近に感じられる環境を重視しています。
「mixi2」にはフォローした人を時系列で追う「フォロー」タイムラインが基本として備わっており、身近な人や参加しているコミュニティの投稿がリアルタイムに届きます。おすすめやバズったコンテンツよりも、自分がつながっている人たちとのコミュニケーションを優先する設計です。短文テキスト投稿を前提としているため、思い立ったときに気軽に日常の出来事を投稿し、仲の良い友人や家族、知人が今どんなことをしているかを手軽に知ることができます。
また、「エモテキ」機能によって投稿時に感情をのせたり、閲覧者が日本語のスタンプで“かわいい”などの感情を伝える「リアクション」を送ったりすることで、より温かみのある交流をしやすくしています。招待制を採用しているため、利用開始時から身近な人と簡単につながりやすく、小規模なユーザーコミュニティを作って気楽にやりとりすることも可能です。趣味や興味関心が同じ人たちとのコミュニティを立ち上げれば、より深い話題で盛り上がる場を作ることができるようになっています。
さらに「イベント」機能を活用すれば、オンラインでもオフラインでも、同じアニメやスポーツを一緒に楽しんだり、リアルに会ってキャンプなどの企画を立てたりと、参加者同士での同期的なコミュニケーションが深まります。プライバシーにも配慮されており、投稿者にしか見えない形での「いいね」や、既読がつかない「メッセージ」、承認制コミュニティなどの機能を通じて安心して利用できる環境を整えています。
レポート/DXマガジン編集部折川