教育現場の長時間労働を解決するため、株式会社SPIN TECHNOLOGY(本社:東京都渋谷区)が最新のAI技術を活用した自動採点システムの開発に取り組んでいます。最近のOECDの調査によれば、日本の中学校教員は週あたり平均56時間就労しており、そのうち約5.5時間が採点を含む事務作業に費やされています。この状況を改善するため、SPIN TECHNOLOGYは、東北大学の研究成果を基にした人間とAIの協調による新しい採点手法を実現しました。
この自動採点システムは、AIによる一次採点後に教師が確認・修正を行うという流れを作り出します。このプロセスで得られる学習データが、AIの精度を継続的に向上させるための基盤となります。これにより、教師の負担を軽減し、より多くの時間を教育活動に充てることが可能になります。SPIN TECHNOLOGYは、このシステムを通じて日本の教育の質の向上に貢献することを目指しています。詳しくは「株式会社SPINTECHNOLOGY」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部熊谷