即死トラップが印象的なダンジョンRPG、『ブロッククエスト』と『ダンジョンに立つ墓標』。それらのステージを自作できるツクール系ゲームが登場しました。
その名も『BQM(ブロッククエストメーカー)』。難しい操作や編集は特に必要なく、床やトラップを配置していくだけで作れるようになっています。
この記事では、ステージや即死トラップの作り方を分かりやすく紹介! 作るときの参考にしてみて下さい。
▲『BQM』では、公式や他プレイヤーが作ったステージに挑戦できる。鬼畜加減は前作を上回るほど!
作り方の流れ
Step1. ステージ名やダンジョンのサイズを選択
タイトル画面で「ダンジョンを製作する」を選んで、作成画面へと進みます。
無料版だと、最大16個のダンジョンが同時並行で作成可能。プロ版にすることで、最大120個まで増やせます。
ダンジョン名とコメントを入れ、ダンジョンのサイズを選択します。無料版は15×15マスが上限ですが、プロ版だと25×25マスまで作成可能です。
Step2. 「MAP」編集で床や壁を配置
こちらがマップ編集画面。まずは、床や壁を設置して、ステージの土台を作りましょう。
上側から置きたいパーツを選んで、マップ上を指でなぞっていくだけでOK! ステージ全体に一気に置きたいときは、左下の「塗りつぶし」を使うと便利です。
右下の網目状のアイコンを押すと、上からの視点に切り替わります。床や壁を配置するときは、こちらの視点の方が編集しやすいのでオススメ。
Step3. 「EVENT」編集でプレイヤーやギミックを配置.
土台が完成したら、次は罠や敵キャラなどを配置していきます。左上にある「EVENT」をタップして、イベント編集画面に切り替えてください。
まずは、プレイヤーとゴールを移動させて、スタートとゴールの位置を決めておきます。
次に、上側から好きなパーツを選んで配置していきましょう。パーツを選択した状態で何度かタップすると、方向転換できます。
ちなみに、新しいパーツを追加したいときはゴールドで購入可能。タイトル画面の左上にある家をタップすると、ショップ画面を開けます。
キャンドルスイッチやジャンプなど、本作からの新パーツもあるのでギミックの幅が広がっているのが特長。
Step4. 「リンクシステム」を活用して、色んな仕掛けを作る
トラップやギミックを作るうえで欠かせないのが、本作特有の「リンクシステム」! スイッチを押して扉を開けたり、ボタンを踏むと大岩が転がってきたり、複数のギミックを連動させた仕掛けを作れます。
例えば、レバースイッチを押して扉を開くギミックを作りたいときは……。レバースイッチをタップし、下側に出てくる「LINK」ボタンを選択。あとは扉をタップすれば、黄色い線で結ばれてリンク作業は完了です。
線で繋げるだけなので、誰でも簡単に作れるでしょう。
他にも、スイッチを踏むと目の前から岩が転がってくるトラップや……
複数のモンスターと扉をリンクさせることで、「敵を全滅させると扉が開く」といった応用的なギミックまで作れます!
Step5. 自作ステージを全国に公開
完成後にまずテストプレーして、公開前にクリアできるかチェック。無事クリアできれば、公開作業に進めます。
マイボックスでステージを選択し、サムネイル画像を入れてから、「公開」をタップ。
墓標でメッセージを残せたり、マップデータを取得できたり、細かい設定ができます。
ここで、「プレイ価格」で入場料を設定することも可能。他プレイヤーが遊べば遊ぶほど、ゴールドが手に入ります。人気のステージを作って、大量のゴールドを稼ぎましょう!
ちなみに手に入ったゴールドは、新しいパーツの購入や他のステージへの挑戦時などに使用します。
人気のステージを紹介!
プレイ数や評価の高い、人気ステージを3つ紹介。それらのギミックの作り方も説明するので、自作するときの参考にしてみてください。
ちなみに他の人が作ったステージをコピーして、そこに新たにギミックを付け足すこともできます。
『倉庫の番人4』
かなり難易度の高い「倉庫番ゲーム」です。木箱を運んでいき、ボタンスイッチの上に乗せることで扉が開きます。
ギミックはすごく簡単で、「ボタンスイッチ」3個と「リンク扉」をリンクさせるだけ。シンプルだけど高難易度という、見事なステージとなっています。
『大岩ゴロゴロ スイッチ危険!』
ゴロゴロと転がり続ける大岩の間を、くぐり抜けていくハラハラ系のアクションステージ。
物が乗ったら一方通行に移動させる「ステップ床」と複数の「転がる岩」でトラップを作成。ステップ床を上手く組み合わせることで、岩が何度もループするようにしています。
『キャンドルパズル』
6個の爆弾を使って、すべてのキャンドルに火を灯すパズルゲーム。
こちらもリンクシステムを巧みに使っていて、「キャンドルスイッチ」とゴール手前の「リンク扉」を繋げることで、すべて灯さないとゴールできないようにしています。
「リンクシステム」のおかげで幅広いステージが作れる!
リンクシステムがあることで、即死トラップを作ったりパズル要素を入れたりできます。ステージを自作できるツクール系ゲームはいくつかありますが、ギミックの豊富さでは圧倒していました。
鬼畜ステージで苦しめられる側から、他のプレイヤーを苦しめる側の楽しさを味わいましょう!