気づけばもう年末。中には、暇でやる事がなくて困っている人もいるのでは。そんなアナタは、大冒険に出発してみてはいかがでしょう。
でも、ソーシャルゲームはヤメ時がわからないし、ハマりすぎの課金も心配……。ご安心ください。今回紹介するアプリは、追加課金なしでエンディングまで遊べる良作ばかり。年末年始の空いた時間に遊ぶのにピッタリですよ。
『ドラゴンクエスト』シリーズ(I~VIII)
日本を代表するRPGシリーズのひとつ、『ドラゴンクエスト』(ドラクエ、DQ)シリーズ。アプリにも多数のタイトルが移植されています。
ビデオゲーム黎明期を支えたレトロゲームから、比較的最近発売されたものまで様々。ラインナップを見てみましょう。
『ドラゴンクエストI~ドラゴンクエストIII』
全てはここから始まった。当時ハードルの高かったRPGを遊びやすく改良し、JRPGの根幹を築き上げた初代『ドラゴンクエスト』。それに続くIIとIIIは、ロト三部作と呼ばれています。
初代ドラゴンクエスト~ドラゴンクエストIIIは、『ドラゴンクエストポータルアプリ』より遊べます。
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』
『ファイナルファンタジー』シリーズ(I~VII,Ⅸ,XIII三部作)
もうひとつの日本を代表するRPG『ファイナルファンタジー』(FINAL FANTASY、FF)シリーズも数多くアプリに移植されています。
DQに比べると、1作品ごとに世界観やシステムが大きく変わるのが特徴です。早速ラインナップを見ていきましょう。
『FINAL FANTASY』
『FINAL FANTASY II』
『FINAL FANTASY III』
『FINAL FANTASY IV』
『FINAL FANTASY V』
『FINAL FANTASY IV』
『FINAL FANTASY VII』
PS初のFF。当時最高峰のグラフィックは、多くのゲーマーの度肝を抜いた。最新機種によるリメイクも発表されている。
『FINAL FANTASY Ⅸ』
『FINAL FANTASY XIII』
『FINAL FANTASY XIII-2』
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
『FINAL FANTASY LEGENDS II 時空ノ水晶』
元はソーシャルゲームだったのものが、サービス終了を期に有料買い切りアプリとしてリニューアルされたFFです。
ソーシャルゲーム時代のすべてのシナリオを収録。主人公の少年・トゥモロが、突如やってきた記憶喪失の少女と共に、時空を超えた冒険を繰り広げます。
『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』
後にシリーズ化されたアクションRPG『聖剣伝説』。マナの樹を巡る切なくも美しい物語や、多彩な武器といったシステムはこの時から既にできあがっていました。
ちなみに、本作のみファイナルファンタジーの外伝として位置づけられているため、チョコボが登場します。
『聖剣伝説2』
聖剣伝説の続編。シリーズとして独立した他、仲間ができるなど多くの要素がパワーアップ。2018年には、PS4やPS Vita向けに『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』としてフルリメイクされる予定です。
アプリ版はSFC版を元に移植したもの。逆に言えば、発売当時の雰囲気そのままで遊べるという事ですね。
『ロマンシング サガ2』
フリーシナリオ、技の閃きなど、独自のシステムが人気の『ロマサガ』シリーズ2作目。アプリ版は、そのリメイク作です。
2は、皇位伝承にによる何代にも渡るストーリーが特徴。宿敵である七英雄も高い人気を誇ります。
『クロノ・トリガー』
坂口博信氏、堀井雄二氏、鳥山明氏など豪華すぎるスタッフが集結したRPGです。アプリ版は、追加要素が加わったニンテンドーDS版を移植したもの。
時空を超える物語、仲間と連携して放つ必殺技、任意のタイミングで挑めるラスボスなど、当時革新的だった要素が詰まった傑作。完成度の高さは、今遊んでも目を見張るものがあります。
『ラスト レムナント』
Xbox 360やPCで発売された、スクウェア・エニックスの『サガ』チーム製作のRPG。レムナントと呼ばれる力を巡って戦う、壮大な戦略RPGです。
『サガ』シリーズらしいプレイヤースキルが強さに繋がるゲームバランスが特徴。見た目以上に硬派な一作です。
『イース』シリーズ
1987年に登場した、アクションRPGの金字塔的作品『イース』(Ys)。優しさに満ちた物語と、良質なビジュアルとサウンドは、多くのプレイヤーを虜にしました。その魅力は、20年以上の時を経た現在でも色褪せません。
アプリにも、『I』と『II』のPSP移植版である『クロニクルズ』がそれぞれ販売されています。
『イースIクロニクルズ』
▲赤髪の剣士、アドルの最初の冒険。王国を解放するため、6冊の神聖な書を探す旅に出る
『イースIIクロニクルズ』
▲続編のII。本作のヒロインであるリリアは、当時絶大な人気を誇り、「ミス・リリア・コンテスト」まで開催された。
『真・女神転生』シリーズ
悪魔をメインにした独自の世界観と、一癖も二癖もあるストーリーで知られるRPG『女神転生』(メガテン)シリーズ。90年代にSFCで発売され、後にGBAにも移植された『真・女神転生』の『I』と『II』がアプリに登場しています。
後に『ペルソナ』シリーズなどの派生作品を生み出した源流を辿ってみてはいかがでしょう。
※現時点ではiOS11以降に対応していないのでご注意を。
『真・女神転生』
▲「悪魔でも、愛してくれる?」悪魔と交渉し、仲魔にするシステムは今見ても新鮮。
『真・女神転生Ⅱ』
▲『I』のあるエンディング後の世界が舞台の『II』。前作とは打って変わって近未来的な雰囲気に。
『モンスターハンター ストーリーズ』
カプコンの人気ハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズ初のRPGです。
本作の特徴は、モンスターを狩る”ハンター”ではなく、モンスターと絆を結んで共に戦う”ライダー”が主人公である点。リオレオスを仲間にできたり、ハンターと対立したり、本作ならではの要素が満載です。
▲冒頭で、リオレウスの子供と絆を結ぶシーン。”モンスターライダー”の視点で描かれる物語に注目。
据え置き型ゲームがスマホアプリに……手の平に感じる時代の流れ
今回紹介したアプリの多くは、もともと据え置き型ゲーム機で発売されたもの。それがスマホで遊べるようになったとは、時代の進歩を感じますね。
昔たくさんゲームで遊んだ人も、子どもの頃はなかなかゲームで遊ぶ機会がなかった人も、昔の思い出に浸りながら遊んでみてください。