犬の口元の動きからわかる心理

犬の口元を見ると、少しだけ開けているときもあれば、大きく開けているときもありますし、舌を出しているときもあれば、ペロペロと舐めていることもあります。
よく観察していると、口元だけでも様々な動きを見せてくれているんです。その動きには、犬の気持ちの変化があらわれることもあります。
1.口を小さく開けて少しだけ舌を出している
犬が口を小さく開けて少しだけ舌を出しているのは、安心した環境でリラックスして過ごしているからです。
口が小さく開いているのは、安心する気持ちから、開いていることや閉め忘れていることに気づいていないのです。
少しだけ舌を出しているのも、顔の周りの筋肉が緩んでいるためで、しまい忘れているのです。
2.舌を出してハッハッハッと呼吸をしている
舌を出してハッハッハッと呼吸をしていることには、暑さや興奮が関係しています。
暑いときは、舌を出して呼吸をし、体温を下げます。不安なとき、緊張しているとき、嬉しいとき、楽しいとき、興奮する気持ちからハッハッハッと呼吸をすることがあります。
よだれが出るほどの激しい呼吸でなければ大丈夫です。荒く苦しそうな呼吸をしているときは、涼しい場所に移動したり、静かな場所に移動したりし、対処しましょう。
熱中症が疑われる場合には、すぐに動物病院へ行きましょう。
3.しきりに口の周りをペロペロと舐める

犬がしきりに口の周りをペロペロと舐めるのは、緊張しているからです。
緊張する気持ちを落ち着かせるための行動です。慣れない場所にいるとき、飼い主に叱られているとき、見知らぬ犬が近くにいるときなどによく見られます。
自宅の室内で、いつもと変わらない環境で過ごしているとき、犬がしきりに口の周りをペロペロと舐めたり、食欲がなくごはんを食べなかったりするときは要注意です。
吐き気があり、口の周りをペロペロと舐めている可能性を考えることができます。1回でも嘔吐したとき、吐こうとするけど吐けないとき、泡のような嘔吐物が出たときは、すぐに動物病院へ行きましょう。
4.歯を見せるように口を開けている
犬が歯を見せるのは「警戒」「不快」「敵意」「攻撃」などを意味します。
大嫌いなブラッシングをされているときに歯を見せるのは、不快な気持ちをあらわしています。
小さく口を開けて歯を見せているときは「警告」を意味していますが、口を大きく開いて歯を見せながら唸り声まで上げているときは、攻撃してくる可能性があります。
犬の警告は絶対に無視してはいけません。「これ以上近づくな」と警告されたときは、近づかないようにしましょう。
愛犬の本音を読み取るためにチェックすべきポイント

耳の向きや動きをチェックしましょう。不安や恐怖を感じているとき、耳を真横や真後ろに倒すことがあります。
しっぽの向きや動きをチェックしましょう。真上や垂直に向けているときは、警戒や攻撃を意味することがあります。真下に下げているときは恐怖を意味することがあります。
犬が目を合わせようとしないのは、緊張しているからというだけでなく、「争いたくない」という気持ちを表現するためでもあります。
まとめ

犬の口元の動きからわかる心理を4つ解説しました。
- 口を小さく開けて少しだけ舌を出している
- 舌を出してハッハッハッと呼吸をしている
- しきりに口の周りをペロペロと舐める
- 歯を見せるように口を開けている
犬は言葉を話すことができない分、口元や体の様々な部分を使って、相手に気持ちを伝えようとします。
愛犬がどんなとき、どんな仕草や行動や表情を見せるのか、普段からよく観察していると、気持ちを読み取りやすく、コミュニケーションも円滑になるでしょう。
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