犬が意思表示や要求のためにみせるジェスチャー

1.飼い主の手や腕を前足でチョンチョンとすること
犬が飼い主に何かを伝えたいとき、前足でチョンチョンとすることがあります。
撫でてほしいとき、抱っこしてほしいとき、遊んでほしいとき、おやつがほしいときなどです。過去の経験から「こうすれば飼い主が見てくれる」と学習しているのでしょう。
甘えたいときは優しくチョンチョンとしますが、強く要求したいことがあるときは、前足に込める力がやや強くなります。
喉が渇いているのにお皿にお水が入っていないとき、トイレに行きたいけどシートが汚れているとき、外に出なければ排泄ができないときなどです。
2.飼い主のことをじっと見つめること

意思表示のひとつとして、飼い主のことをじっと見つめることがあります。
お散歩の時間が近づくと、飼い主のことをじっと見つめた後、玄関に向かうことがあります。「こっちだよ」と誘導したいのです。
ハーネスやリードを口にくわえてやって来て、飼い主のことをじっと見つめる犬もいます。何を伝えたいのか、確実に飼い主に伝わる方法だということを分かっているのです。
ただじっと見つめるだけでは伝わらないこともあるため、吠えてアピールすることもあるでしょう。
3.飼い主を鼻先でツンツンとしてくること
「ねぇねぇ」と話しかけたいとき、飼い主を鼻先でツンツンとしてくることがあります。
飼い主の腕や足をツンツンとすることもあれば、背後からやって来て、背中をツンツンとすることもあります。
飼い主が寝ているときでは、顔をツンツンとすることもあります。控えめな表現のようにも見えますが、飼い主に気づいてもらえるまでツンツンし続ける犬もいます。
手や腕を鼻でツンツンとするのは“撫でてほしいときの合図だ”と話す飼い主もいます。伝えたいことによって、ツンツンする場所を変えることができる犬もいるのです。
4.おもちゃを持ってきて飼い主に渡す

飼い主にも愛犬の言いたいことがはっきりと分かるジェスチャーですね。「これで一緒に遊んでほしいよ」と言っているのです。
引っ張りっこをしてほしい場合もあれば、投げてほしい場合もあるでしょう。
犬が飼い主と一緒に遊びたがるのは、飼い主とでなければできない遊びがあるからです。また、犬にとってはスキンシップやコミュニケーションでもあります。
運動不足の解消にもよいですし、犬の本能を刺激したり、欲求を満たしたり、ストレスの解消にも役立つでしょう。
暑さが厳しくお散歩に行けないとき、雨続きで外に出ることができないとき、「遊んで」のジェスチャーをよく見せることがありますので、見逃さないようにしましょう。
まとめ

犬が意思表示や要求のためにみせるジェスチャーを4つ解説しました。
- 飼い主の手や腕を前足でチョンチョンとすること
- 飼い主のことをじっと見つめること
- 飼い主を鼻先でツンツンとしてくること
- おもちゃを持ってきて飼い主に渡す
犬は言葉を話すことはできなくても、日々の暮らしの中で、飼い主とどのようにコミュニケーションしたらよいのか、どのように気持ちを伝えたらいいのかを考え、判断しています。
「こうしたら伝わった!」という経験から学習し、特徴的なジェスチャーを見せることがあります。愛犬にも何か特別なジェスチャーがあるのではないでしょうか。
愛犬のジェスチャーを知ることは、愛犬が望んでいることを理解しやすくなるだけでなく、ストレスや体調不良、怪我や病気にも気づきやすくなります。
また、飼い主も愛犬に何かを伝えたいとき、ジェスチャーを使って教えてあげておくとよいと思います。愛犬が高齢になり、耳が遠くなってしまったときに役立てることができるでしょう。
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