犬を安心させる声のトーンとは?

犬が安心できる声は、明るく穏やかなテンポの声だとされています。
犬は低く響く声やキンキンとした甲高い声は苦手としやすいため、フラットな声からワントーン上げた高さの声を意識するといいでしょう。具体的には「赤ちゃんに優しく話しかけるとき」とイメージしてみてください。
やや高めの声からはポジティブな感情が伝わりやすく、穏やかにゆったりと話しかけると安心感も感じられます。
犬でも人間でも早口で話しかけられると、急かされるような落ち着かない気分になりやすいのでゆっくりはっきり話しましょう。
また、明るく優しく話しかけることを意識すると、表情や仕草も同じように穏やかになる傾向があるところも重要なポイントです。
犬は人間の表情から感情を読み取る能力もあるとされているので、笑顔や穏やかな表情で話しかけられているときは犬も安心して聞いていられるでしょう。
愛犬に話しかけるときに意識すべきポイント

声の高さを使い分ける
基本的に、犬にはやや明るく穏やかに話しかけるといいと考えられています。しかし、どんな状況の時でもその声でいいというわけではありません。
高い声でやや早いテンポで話しかけると犬のテンションが上がりやすいので、一緒に遊ぶときをはじめ、しつけやドッグスポーツに取り組むときに向いています。
また、いたずらをしたときに注意する場合などには、低めの声でやや鋭く、短い言葉を発するのがおすすめです。
犬は言葉そのものよりも声のトーンで飼い主さんの感情や意思を読み取る傾向があるので、ぜひその場の状況や愛犬の性格に合わせて使い分けるようにしましょう。
早口にならないようにする
犬には学習能力があるため、聞き慣れた言葉などはその意味を理解できるようになります。
しかし、長いフレーズやわかりづらい音はうまく聞き取れなかったり、理解しにくかったりすると考えられています。
早口で声をかけられると聞き取れないため、「意味のない音」と認識してしまいます。そうすると、飼い主さんの声かけを無視することになり、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまうことがあります。
また、早口で話しかけられると、犬は不安になったり焦ったりしてしまうことがあります。そのため、愛犬をリラックスさせたい場合は、ゆっくり穏やかに声かけをするように意識しましょう。
急に大声を出さない
犬は突然発せられる大きな音にびっくりしてしまうことがあります。
そのため、犬に話しかけるときは急に大声を出すことを控えてあげましょう。特に犬が眠っているときや体を休めているとき、すぐそばにいるときは大きな声を出しすぎないように注意しましょう。
そのようなことが続くと、犬は「この人の近くにいると安心できない」と思ってしまい、そばでくつろげなくなってしまうことがあります。
犬が飼い主さんのそばで心地よくリラックスして過ごせるように、声かけの仕方や声のトーンも意識してみてください。
まとめ

犬にとって、言葉の意味そのものよりも声のトーンやスピードの方が非常に大切なものです。
飼い主さんの話している言葉の意味ははっきりとわからなくても、声のトーンによって、ほめられているのか叱られているのか、どのような状況なのかを判断することは十分にできます。
愛犬と上手にコミュニケーションを取るためには、状況に合わせて声のかけ方を変えるように意識してみましょう。
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