犬が『キレている』ときにする仕草や行動4選
犬は恐怖や不安、自分にとって嫌な出来事が起こると怒りの感情をみせることがあります。では、犬がキレているとき、どのような仕草や行動をみせるのでしょうか。
1.攻撃的な態度をとる
キレているとき、攻撃的な態度や行動をとる犬が多くいます。
- 唸る
- 歯を剥き出す
- 吠える
多くの場合、以上の3つの行動がみられます。唸ったり吠えたりとわかりやすく怒りをみせる犬もいれば、歯を剥き出して静かに怒りを露わにする犬もいるでしょう。
2.眉間にしわが寄る
唸ったり吠えたりわかりやすく攻撃的な態度を見せることはなくとも、顔を見れば「怒っている」と明確に判断できるような表情をしていることもあります。
例えば、眉間にしわを寄せるように目が鋭くなっている場合は、何らかの原因で怒りの感情が昂っている状態です。原因を考えつつ、落ち着くまでそっと見守ってあげてください。
3.姿勢を低くしてジーッと相手を見つめる
警戒に近い怒りの感情を抱いている場合は、姿勢を低くして、怒りの対象をじっと見つめて硬直するような様子を見せることもあります。
苦手な相手や不信感を抱く相手に対して「それ以上近づかないでよ」「変な行動を取ったら怒るぞ」という威嚇の意味も込められています。近寄ったり声をかけるなど刺激せず、落ち着くまでは距離を置きましょう。
4.耳が前を向く
犬は怒っているとき、耳が前方へとグッと向いていることがあります。犬の耳の形状によっても判断のしやすさが異なりますが、相手に注意を向けている状態です。
耳が前を向いているときは、強気な姿勢で怒りを露わにしている状態なので、近づいたり突発的な行動を取ったりすると攻撃的な行動をとる恐れがあるので注意しましょう。
犬が怒っているときにやってはいけない対応は?
犬が怒っているときは、刺激を与えないように気をつけてください。以下の行動は、さらに犬の怒りを増幅させたり興奮状態を煽ってしまうため、絶対にやめましょう。
- 大声で叱る
- 体に触れる
- 犬の要求に応える
- おやつを与えて宥める
以上の行動は、犬の怒りの感情に刺激を与え、より興奮させてしまったり、要求を受け入れることでわがままな問題行動をエスカレートさせる恐れがあります。
まずは犬の怒りの感情を落ち着かせることを最優先にしましょう。
怒っている犬を落ち着かせる方法
怒っている犬を落ち着かせるためには、まず怒りの原因を特定しましょう。何かに対して不安を感じているようならば、その対象と距離を置きます。
その後、声をかけたり体に触れたり叱ったりと刺激を与えることは控え、近くにしゃがみ込むなどして犬自身が落ち着くまで待ちましょう。
表情が穏やかに戻ったり気持ちが少しずつ落ち着いてきたら、優しく声をかけ、犬の視界に入る位置から優しく触れて安心させてあげてください。
以上のように、基本は刺激を与えず、犬のペースに寄り添って落ち着くまで待つことが最善です。
まとめ
いかがでしたか。犬がキレているときは、わかりやすく態度に表すこともあれば静かに怒りを蓄積していることもあります。紹介したようなサインがみられたら、刺激を与えずに怒りが落ち着くまで見守ってあげましょう。
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