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犬がやりがちな『ツンデレ』すぎる行動5つ 素っ気なくなる理由から正しい接し方まで


犬にも「ツンデレ」な行動が見られることがあります。家の中では甘えん坊なのに、外では素っ気ない反応をすることや、飼い主が呼んでもなかなか来ないことがあります。これらは慣れない環境での緊張や、成長による性格の変化、飼い主との信頼関係の表れと言えるでしょう。素っ気ない行動に対しては、穏やかに接し、時には気晴らしをさせることが大切です。また、犬が拗ねている場合は、その原因を理解し、犬との関係を維持するよう努めましょう。特に加齢が原因の場合は、優しく見守ることが求められます。犬の行動の背後にある理由を知り、適切に対応することで、愛犬との絆を深めていくことができます。

犬のツンデレってどんな行動?

そっぽを向く犬

猫の魅力として「ツンデレ」を挙げる方は多いですが、犬の魅力としてはあまり聞くことがないかもしれません。しかし愛犬の行動を見ていると、結構ツンデレな面もあると感じる飼い主さんもおられるのではないでしょうか。

犬の場合は、家の中やご家族の前ではデレっと甘えん坊、外出先やあまり親しくない来客の前ではツンと薄い反応をするといったケースや、飼い主さんの前でツンと素っ気ない反応とデレっとして甘える行動を織り交ぜるといったケースがあるようです。

今回は、多くの飼い犬がよく見せるツンデレな行動とその理由、そしてその行動に対する接し方をご紹介します。

犬がやりがちなツンデレすぎる行動と素っ気なくなる理由

甘えながらも目を逸す犬

1.外出先や来客時の反応が薄い

ご家族の前や家の中では甘えん坊なのに、外出先や来客時だと決まって反応が薄くなるという犬がいます。この場合に考えられるのは、慣れない環境や見知らぬ人の前では緊張してしまうため、普段通りに反応できないというケースです。内弁慶的な性格の犬に多い傾向があるようです。

2.名前を呼んでも来ない

以前は呼ぶとすぐに飛んできた愛犬が、いつの頃からか素っ気ない反応をすることが増えてきて、すぐには来なかったり、ゆっくりとしか近づいて来ないことがあるかもしれません。

この場合に考えられるのは、愛犬が「今呼んでいるのは、大した用事ではないから大丈夫だ」と察したからだということが考えられます。これは、犬が飼い主さんからの呼びかけを軽んじている訳ではなく、気持ちの機微を細かく察知できているということなので、無下に怒らないであげましょう。

3.尻尾や耳などで微かな反応しか示さない

好奇心旺盛だった子犬の頃とは異なり、犬も成長と共に落ち着いた性格になってきます。素っ気ない反応に感じるのは、愛犬が成長し、おとなになった証と言えるかもしれません。

ただし、尻尾の先をパタンとしたり、耳を飼い主さんの方に向けたりといった反応で応えています。決して飼い主さんのことを無視しているわけではありませんので、誤解しないであげましょう。

4.離れた場所でひとりだけで寛ぐことがある

飼い主さんの傍にピタッと体をつけて寛ぐことも多いのですが、時々少し離れた場所でポツンと寛いでいることがあるかもしれません。これは、愛犬が静かに落ち着いて過ごしたいという気持ちの表れであることが多いようです。

時には、飼い主さんとの前後のやり取りで何か気に触ることがあり、わざと拗ねて見せている可能性もあります。そうした気持ちも、日頃のコミュニケーションの中で汲んであげられると良いですね。

5.帰宅しても迎えに来なくなった

若い頃は、飼い主さんが帰宅すると興奮しながら玄関まで迎えにきてくれて、飛びついたり尻尾をブンブン振り回したりと大騒ぎをしていたのに、最近は迎えにきてくれなくなったと寂しく感じている飼い主さんもいるかもしれません。

これは、愛犬が「飼い主さんは必ず帰ってくる」と信頼し、安心して留守番できるようになった証と言えるでしょう。

愛犬が素っ気ない時の正しい接し方

素っ気ない態度の犬

過度な緊張感から普段通りに過ごせない場合

慣れない環境やあまり親しくない人を目の前にして緊張してしまい、普段通りに行動できなくなっている場合は、犬自身も非常に居心地の悪い思いをしています。

飼い主さんが優しく声をかけ撫でてあげる、できるだけそばに寄り添ってあげる等の行動で、緊張を和らげてあげると良いでしょう。なお相手がこれからも親しくしたい方なのであれば、おやつをあげてもらうなどの協力をお願いし、時間をかけて慣らしていくと良いでしょう。

成長して落ち着いている場合

怖いものなしで好奇心のままに行動していた子犬時代と異なり、成長して適度な警戒心や落ち着きを身につけた結果、これまでと比べると素っ気ないと感じる場合は、特別な対応をする必要はありません。しつこくしたり声を荒げたりせず、普段通りに接するのが一番です。

愛犬が落ち着いて過ごせるのは、飼い主さんと一緒であれば安全で安心だという信頼関係ができたためです。この関係を崩さず、継続できるように心がけることも大切です。

拗ねている場合

飼い主さんへのちょっとした不満が原因で、拗ねてわざと素っ気ない行動をとっている場合は、前後の状況から不満の原因を探り、その原因を取り除く、または緩和するといった対処をとりましょう。

長時間の留守番、かまってあげられない日が続いたというような場合は、週末などにたっぷりと遊ぶ時間を作り、一緒に過ごしてあげましょう。また、新しく迎えた家族に飼い主さんの愛情を奪われたと感じているようであれば、変わらずに愛犬を愛していると伝わるよう、何をするにも愛犬を優先するように配慮すると良いでしょう。

ただし、言うことをなんでも聞いてしまうと、わがままを言ってもよいと勘違いさせてしまうため、見極めと匙加減が大切です。

シニア犬の場合

ツンデレとは少し異なりますが、加齢により筋力や感覚機能が低下した、認知症的な症状が現れたなどが原因で、素っ気ない行動に見えることがあります。

この場合は、衰えた身体能力のサポートや日常生活の介助をすることで、優しく見守ってあげることしかできません。飼い主さんの愛犬への思いは必ず伝わります。これまでと変わらぬ愛情が、シニア期になった愛犬への、何よりの支えになるでしょう。

まとめ

ひとり静かに寛ぐ犬

人の場合のツンデレは、行動を起こす側にある程度の作意があることが多いです。しかし、愛犬が見せるツンデレのような行動には、作意がないことがほとんどです。周囲への緊張、成長の結果、飼い主さんとの意思疎通の機微や信頼感の表れ、ちょっとした不満、そして加齢による身体機能の低下など、原因はさまざまです。個々の原因に即した適切な対応をとることで、さらに愛犬との絆を深めていきましょう。


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