犬に避けられた…考えられる原因は?
犬も時には飼い主や家族に近づいてほしくない、親しくない人ならば尚更警戒することもあるでしょう。しかし、愛犬に避けられたり「近づかないで」と怒られたら、飼い主として悲しくなりますよね。
犬に避けられたとき、どのような理由が考えられるのでしょうか。
- 嫌なことをされて機嫌を損ねてしまった
- ひとりで静かに休む時間を邪魔されたくない
- 体調に異変を感じて悪化するようなことは避けたい
主に以上の3つの理由が考えられます。心当たりがないという場合は、2つ目の「ひとりで静かに休みたい」に該当する可能性が高いので、そっと見守ってあげましょう。
犬が人に『近づいてほしくない』ときにみせるサイン4選
では、犬が人に「近づいてほしくない」とアピールしているとき、どのような行動を見せるのでしょうか。下記で紹介する行動を見せているときは、適切に対応してください。
1.唸ったり歯を剥き出したりする
犬は自分に近づいてほしくないとき、「それ以上近づいたら攻撃するぞ!」という威嚇の意味を込めて、唸ったり歯を剥き出して敵意を表したりします。
人に対して行う場合は、警戒心や機嫌を損ねてしまったとき、あるいは体調不良や怪我によって痛みを感じていることが多いです。心当たりがないのに愛犬が突然攻撃的な態度をとる場合は、体調に変化がないか注意深く観察してください。
2.近づくと逃げるように距離を取る
いつもは嬉しそうに近寄ってくる愛犬が、近づくと逃げるように距離を取る…なぜか避けられていると感じる場合は、今は近づかないでほしいと感じているのでしょう。
その直前に愛犬の機嫌を損ねるようなことをしてしまいませんでしたか。心当たりがない場合は、「今はひとり静かに休みたい気分なので、そっとしておいて」というサインです。
3.離れた場所で休んでいる
すでに飼い主から離れた場所で休んでいるときも「今は近づいてほしくないです」「静かに休んでいるのでそっとしておいてください」というサインです。
わざわざ近寄って触れたり声をかけたりしてしまうと、休息の邪魔をしてしまいます。愛犬が近寄ってきたり行動を再開するまでは、そっと遠くから見守りましょう。
4.声をかけても無視する
いつもは声をかけるとすぐに反応してくれる愛犬が、なぜか今日は声をかけても無視したり、チラッと視線を寄越すだけで反応してくれない……。このような場合も「今は近づいてほしくないな」「そっとしておいてほしいな」と思っているサインです。
ひとりで静かに休みたい気分だったり、少し前に機嫌を損ねるようなことをされたために怒っていたりとさまざまな理由が考えられます。
ただし、その日ずっと同じ場所から動かない、食欲がないという場合は体調不良が疑われるので、愛犬の様子を注意深く観察してください。
犬に避けられてしまった…飼い主の正しい対応は?
愛犬から避けられてしまった場合、飼い主としてどのように対応すべきなのでしょうか。
まず、愛犬が嫌がるようなことをしてしまったと心当たりのある場合は、しばらくそっと見守り、時間を置いてから愛犬が喜ぶようなことをたくさんしてあげましょう。もう二度と、嫌がるようなことを意図的にやることは避けてくださいね。
次に、離れた場所で休もうとしているようならば、愛犬が再び自分から近寄ってくるまで、そっと遠くから見守ってあげましょう。休憩が終わり、愛犬の方から近づいてきたときは、温かく迎えてあげてください。
最後に、その日、他の場面でもおかしな様子が見られたり、1日中元気のない様子を見せている場合は、体調不良や怪我による不快感や痛みが原因だと考えられます。
他にも下痢や嘔吐、食欲不振、異常姿勢、歩き方の違和感などが見られないか注意深く観察し、少しでも違和感を覚える場合は、かかりつけの動物病院に連れていきましょう。
まとめ
犬も時には「近づいてほしくない」と思うことがあります。今回紹介したようなサインを見せたときは、なぜ近づいてほしくないのか直近の様子を思い返して原因を探し、それぞれの理由に適した対応を心がけましょう。
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