1.朝ゆっくり寝る
犬を飼うとやらなければならないことのひとつが、毎日の「散歩」です。
朝の散歩やトイレ、ご飯など朝はやることが多いため、休みの日でもゆっくり寝ることは難しくなります。
また、雨や雪など天気や気候問わず散歩へ行かなくてはいけない場合もあるため、早起きが苦手な人は大変に感じるかもしれません。
寝坊などで散歩やトイレのリズムが乱れると、犬のストレスや粗相の原因となることもあるので気を付けましょう。
2.電気代の節約
犬を飼い始めると、エアコンを稼働させる時間が長くなります。
最近は夏前から暑い日が続くため、犬を外で飼うのも難しくなっていますよね。飼い犬が快適に過ごせる温度を一日中保つ必要があるため、電気代は犬を飼う前より確実に高くなると思ったほうが良いでしょう。
また、犬種によっては人間の快適に感じる温度よりも高い、または低い温度に設定しなければなりません。
電気代が気になるからと留守中にエアコンを止めるようなことがあれば、最悪の場合熱中症などで命の危険にさらされることもあります。
犬だけでなくペットをお迎えするのであれば、エアコンはフル稼働するものだと思ってください。
3.長時間の外出や旅行
犬は社会性の高い動物で、飼い主と過ごす時間を楽しみにしています。そのため、長時間のお留守番はストレスになり、寂しさから粗相やイタズラなどの問題行動が増えてしまうケースもあるようです。
また、旅行も気軽に行くのは難しくなります。犬と一緒に泊まれるホテルや観光できる場所は限られますし、何日も知らない場所を旅するのは犬の体に負担をかけることになります。
交通手段も限られますし、持ち物も犬用のトイレやご飯などたくさん持っていかなければいけません。
観光地など人が多い場所は危険が多いため、自然の多い場所がメインになるのではないでしょうか。
旅行が好き、趣味である場合は、犬を飼うと今まで通り楽しむことはできないかもしれません。
4.自由に使えるお金が減る
犬を飼うことでかかる生涯費用は、約240~300万円ほどだと言われています。
これは目安なので、病気や怪我などでもっとかかってしまうこともあるでしょう。犬の平均寿命は12~15歳位だと言われていますが、年々延びているため、当然その分かかる費用も増えていきます。
おもちゃや消耗品、ご飯など犬によってかかる費用は異なるので、ある程度お金に余裕がない場合は自由に使えるお金が無くなってしまうこともあるようです。
しっかりと調べてからお迎えしないと、想像よりもお金がかかり生活が厳しくなる、といったことも少なくありません。
一匹の命を育てるということは、それなりにお金が必要になるということもきちんと理解しておきましょう。
5.自由に使える時間が減る
犬と生活することで、散歩やお世話で一日の大半が終わります。仕事終わりに飲みに行ったり、休日に急なお誘いがあっても犬の散歩やご飯の時間をずらすことはできません。
家族がいれば分担してお世話をすることができるかもしれませんが、そうでない場合はなるべく愛犬のために時間を使うようにしてあげてください。
人間の都合で犬の生活リズムを崩すのはストレスの原因になります。犬を飼うのであれば、プライベートのほとんどを愛犬に捧げる覚悟を持つようにしましょう。
まとめ
犬を飼うことで制限されるのは、主にお金と時間です。つまり生活のほとんどが犬中心になってしまうということになります。
可愛いからと安易に犬を飼い始めると、今までとの生活の違いに苦痛を感じるかもしれません。
しかし、事前に調べて準備を整えていれば、犬との生活はとても楽しいものです。理想と現実のギャップに苦しまないために、お迎えする前にライフスタイルや経済状況の見直しをしておきましょう。
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