犬の『食べ過ぎ』について
皆さんは犬の『食べ過ぎ』について経験はありますか。名前の通り、ついつい食べ過ぎてしまう状態です。
食べ過ぎてしまうことによってさまざまなリスクが高まるため、愛犬にあった1日の適正量を飼い主が管理することが重要だと考えられています。
食べ過ぎてしまう主な原因
犬が食べ過ぎてしまう主な原因には、以下の理由が考えられます。
- 飼い主が欲しがるだけ与え過ぎている
- ストレスを感じている
- 安心して食事できる環境でない
- 認知症
- その他の病気
犬は食べられる分だけ摂取して、栄養を体内に溜め込もうとする動物です。これは生存本能が関係していると考えられています。
そのため、飼い主が欲しがるだけ与えてしまうと、その分、疑いもなく食べ続けてしまう犬も多く、結果として食べ過ぎに陥ってしまうことも。
また、強いストレスを感じていると、食欲に異変が見られることも珍しくありません。過食気味になったり、あるいは食欲不振に陥る犬もいるでしょう。
他にも病気が原因で異常なほどの食欲が沸き起こることもあります。他にも以前とは異なる様子を見せていないか確認してください。
犬の『食べ過ぎ』サイン3選
犬が食べ過ぎる状態になっているとき、下記のような行動や様子の変化が現れます。
1.食べても食べてもご飯をねだる
食べ過ぎてしまう傾向のある犬は、適量以上のご飯を与えているのに、その後も「ちょうだい」とねだってくることがあります。
中にはご飯への執着心が異常なほど強く、新たにご飯をもらえないと問題行動を起こす場合も…。
2.明らかに体重が急激に増加している
愛犬の体重を計ってみたとき、明らかに以前と比べて体重が増加していませんか。何の理由もなしに犬の体重が急激に増加することは考えにくいので、食べ過ぎている可能性が疑われます。
また、これほどまでに急激に体重が増加している場合、別の病気によって過食気味になっている可能性も懸念されます。一度、健康診断などを受けて病気を発症していないか診てもらいましょう。
3.水を大量に飲みおしっこの量も多い
犬が食べ過ぎる状態に陥ると、食べ過ぎたことによって喉が乾きやすくなり、水を大量に飲むようになる傾向があります。以前に比べて明らかに水の減り方が激しいと感じる場合は、要注意です。
また、水を大量に飲んでいるため、おしっこの量や回数も増えます。これは病気などでよく見られる「多飲多尿」という症状です。
クッシング症候群や糖尿病でも見られることが多いので、気になる方は動物病院で診てもらいましょう。
急な食欲増加が犬の体に及ぼす悪影響に要注意
犬が食べ過ぎてしまう状態に陥ると、食欲が急激に増加し、さまざまなリスクが懸念されます。
食べ過ぎることによって体重が急激に増加することはもちろん、その他にも体に多大な負担をかけているので気をつけましょう。
- 肥満により体に負担をかける
- 胃がガスで充満し胃拡張胃捻転症候群のリスクが高まる
- 消化吸収が追いつかず消化器症状(嘔吐や下痢)を引き起こす
何より食べ過ぎてしまうことで体重が増加し、肥満になることが懸念されます。
肥満はさまざまな生活習慣病の原因となるので、愛犬の健康寿命を延ばすためには、食べ過ぎる習慣を改善しましょう。
まとめ
犬が食べ過ぎに陥る原因は、飼い主の育て方や生活環境、さらに他の病気の影響などが考えられます。
まずはご飯の与え方や生活環境を改善し、それでも食欲がおさまらない場合は、動物病院に相談しましょう。
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