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『犬の飼い主に向いていない人』の特徴4選 飼う前に必ず考えるべきライフスタイルの変化とは


「犬の飼い主に向いていない人」の特徴

悩む女性の隣で眠る犬

近年、少子化やSNSの影響で犬を飼う人は年々増えていますが、犬を飼うのは簡単なことではありません。犬を飼った人のなかには、飼いきれなくなって飼育放棄をしてしまう人がいるのも現実です。

そこでここでは、不幸な犬を生まないために「犬の飼い主に向いていない人」の特徴をご紹介します。犬を飼いたいと考えている人は、自分に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。

1.経済的に余裕がない

「自分の生活をやりくりするだけで精一杯」「貯金がまったくないどころか借金がある」など、経済的に余裕がない人は犬の飼い主には向いていません。

犬にかかる1年間の飼育費は、平均で約35万円です。決して安い金額ではないですよね。しかも35万円というのはあくまで平均値であり、食事や生活用品など愛犬に良い物を与えようと思えば際限なく犬の飼育費は膨らんでいきます。

また、犬には医療保険がないので、病気やケガをすれば治療費が1回につき数万円かかることも珍しくありません。

犬を適切に飼育するには多くのお金がかかりますので、ある程度は経済的に余裕がある人でないと飼い主になるのは厳しいでしょう。

2.自分の健康に自信がない

病気がちだったり、体力に自信がないという人が犬を飼うのはかなり大変です。

基本的に犬は活発な動物。毎日散歩に行って運動をしなくてはいけませんし、家の中でも遊んでストレスを発散させなくてはいけません。

特に子犬や若い犬は想像以上にエネルギッシュですし、しつけをするのにも気力と体力が必要となるため、病弱な人では飼いきれなくなる恐れがあります。

3.家を留守にしがち

仕事や趣味で家を留守にしがちな人、朝から晩まで家にいないことが多い人は犬の飼い主には不向きです。

猫や小動物であれば飼い主が家に長時間いなくても問題ありませんが、犬は群れで暮らす動物であまり長い留守番はできません。

長い留守番が続くと犬はストレスから体調不良や問題行動を起こすようになり、飼い主もストレスが溜まって共倒れになる可能性があります。

4.極度の潔癖症

「極度の潔癖症」だという人も、犬の飼い主にはあまり向いていません。

どれだけ綺麗に掃除をしても、犬を飼うと抜け毛が家中に落ちます。子犬を飼うとウンチやおしっこを失敗されたり、色んな場所を舐めてヨダレまみれにされるのは日常茶飯事です。

犬を飼うなら、少々の汚れや抜け毛は受け入れる覚悟でいましょう。「ほんの少し汚いのも許せない!」という人が犬を飼うのはオススメできません。

犬を飼う前に必ず考えるべきライフスタイルの変化

ソファーに座り犬を撫でる女性

犬を飼いたい人は、飼い始める前に「犬を飼ったら自分のライフスタイルは大きく変化する」ということをよく理解しておきましょう。

犬は孤独が苦手な動物ですし、しつけにも時間がかかります。今まで飲み会や趣味で出歩いていた人でも、犬をお迎えすれば真っすぐ家に帰ってお世話をしなくてはいけません。

犬が病気になれば予定をキャンセルして病院へ連れて行く必要がありますし、お金も自分だけでなく愛犬のためにもたくさん使うようになります。

犬を飼うとお金と時間がたくさんかかること、ライフスタイルが大きく変化するということは肝に銘じておかなくてはいけません。

まとめ

チワワを抱いて顔をしかめる女性

犬はぬいぐるみではなく、感情がある伴侶動物です。犬が幸せに生きられるかどうかは飼い主次第です。飼うと決めたからには、責任を持って最期のときまで飼い主が幸せにしなくてはいけません。

今回紹介した「飼い主に向いていない人」の特徴に当てはまる人や、犬を飼うとライフスタイルに変化があることを知って、少しでも「面倒だな」「それは嫌だな」と思うのであれば、犬を飼う前にもう一度よく考えてみることをオススメします。


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