日本語だとペラペラとおしゃべりできるのに、
英語だと、なぜだか会話が続かないという経験はありますか?
それは、英語圏の会話の仕方を知らないのが理由かも。
今回はそのコツを紹介していきます。
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「察する」を意識しない
まずはこちらです。日本語だと「行間を読む」といったような「察する」という行為が会話中にも存在しますよね。これが故に、場合によっては一言二言発して、あとは無言でも会話が成立してしまうこともあります。しかし、これは話し手と聞き手の両方がその会話を成立させるべく気を払っているからなせる、「日本語特有の会話」なのです。
英語では、会話を成立させるために働くべきは話し手だといわれています。聞き手もリアクションなどはする必要はありますが、話し手の言っていることが理解できないときは、聞き手の落ち度ではなく、話し手の言い方が悪いとみなされてしまいます。なので、「あとは言わなくてもわかるだろう」と中途半端な話し方をしてしまうと、会話が立ち行かなくなるということになってしまいます。
だからと言って、英語圏の人間がみんな「察する」ことができないと言っているわけではありません。察してほしいときは、「察して」と言葉に出していったり、場合によってはアイコンタクトや視線などでそれを伝えたりすればいいのです。そういったひと手間も英語での会話には必要だということです。
I hope you get my message.
私の言わんとするところ、わかって。
謙遜をしない
A: Your parents must be very proud of you.
B: No no, I’m a garbage.
A: ご両親は君のことを誇りに思っているに違いない
B: いやいや、僕はダメ人間ですよ。
こういった会話はよくありますよね。褒められたので、謙遜をして、自分の良さをひけらかすことがないようにする。皆が「わざと自虐的なことをいっている」と理解できるからこそ成立する「日本語の会話」の定石といっていいですね。
しかし、英語ではそんなセオリーはありません。褒めてもらったのに、謙遜として自虐的なことを言ってしまうと、「なんか間違ったこと言ったかな」とか「この人、変だな」と誤解を生んだり、嫌厭されたりといった状況ができてしまいます。結果として、会話が途切れて、お流れに…
なので、褒めてもらったら、素直に受け止め、まず「感謝」を示しましょう。そして相手の良いところを褒めましょう。
C: Your dress looks good on you.
D: Thanks! Yours as well!
C: そのドレス、あなたに似合っているわ。
D: ありがとう!あなたもバッチリね。
こんな感じです。褒められて、気分の悪い人なんてほとんどいません。気分が高揚していると会話も自然と盛り上がるものです。
質問をされたら、答える。そして、今度は自分が質問をする。
質問をされたら、当然、答えなくてはいけません。互いに質問を出し合っていれば、会話は続きます。質問も最初から肩肘張って考える必要もありません。オウム返しでも十分です。相手が自分の腕時計について聞いてきたら、自分は相手のアクセサリーについて聞いてみるといった調子で。会話が弾んでくると、そのストーリーの中に疑問点が浮かぶこともありましょうから、さらに質問できるチャンスが増えます。会話の好循環ですね。ただ、プライベートすぎることは、初対面で聞くことは避けましょう。
最後に…
恥ずかしさは捨てていきましょう。誰でも最初は恥ずかしさがあるものです。英語が上手な人たちはみんな、恥ずかしさを捨て、話すチャンスをつかみ、そしてペラペラになっていったわけなのですから。シンプルですが、一番大切なポイントかもしれませんね。
おまけ
こちらの動画では英語・日本語問わず、初対面時に押さえておくべき大切なポイントがまとめられています。マスターして、会話のチャンスを掴んでいきましょう!
初対面で好印象を与えるテクニック (How To Impress Literally Everyone You Meet)
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ライター/Jumpei
画像/ D Coetzee, CC licensed
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