日本の英語教育はアメリカ英語を基にしています。
そのため他の国の英語を聞いた時
はっきり聞き取れない!ということになりませんか?
そこで VoiceTube では、英・米・豪この三つの国のアクセントを
聞き分けられる方法を紹介します!
一遍に三種類のアクセントをマスターしちゃいましょう!
国によりアクセントが異なるのは、母音が原因です。イギリス、アメリカ、オーストラリア各国の母音の発音方法はそれぞれ異なるため、聞き取りにくくなります。ですが、同じ国でも違う地域であれば異なるアクセントを使用する場合もあります。本日皆さんにご紹介するのは英・米・豪三国の標準的な発音です、英はイギリス南部ロンドン一帯のアクセントを基にしました、つまりイギリスのニュース番組であるBBCで聞ける英語です。
イギリス英語
まず初めにこの動画を見てイギリス英語についてのイメージを持ちましょう
ブリティッシュアクセントの仕方 (How To Do A British Accent)
アメリカ英語[æ] → イギリス英語[ɑ]
アメリカ英語の [æ] はイギリス英語では [ɑ] にあたります。映画やドラマを通して皆さんもこの違いには気づいているかもしれません。アメリカ英語で発せられるこの [æ] という発音は音が弱いため、イギリスの人達は [ɑ] と発音します。こちらの方が口を大きく開くため発音しやすいのです。
例:(黒くなっている所をクリックすることで発音を聞くことができます)
ですが人により英の can は、[æ] の音でも発音される場合があります。
アメリカ英語[ɔ] → イギリス英語[o]
アメリカ英語の [ɔ] はイギリス英語では [o] にあたります。talk の母音である [ɔ] のように、アメリカ人がこの音を発音する時、口の形をアとオの間位の形にします。ここをクリックして聞いてみて下さい:一方、イギリス人が talk と発音する時,母音を[o] と発音します。口の形は円形に近い感じで。発音してみると唇が自然に前へと突き出るでしょう。ここをクリックして聞いてみて下さい
例:(黒くなっている所をクリックすることで発音を聞くことができます)
イギリス英語の walk を聞いてみましょう、きっとロンドンへ旅行したくなりますよ!
ロンドンでするべき8つのこと(8 Great Things to do in London)
アメリカ英語[ɑ] → イギリス英語[ɔ]
アメリカ英語の [ɑ] はイギリス英語では [ɔ] にあたります。アメリカ人が [ɑ] を発音する時、口を大きく開きます、一方イギリス人は [ɔ] と発音します 、口の形はオに近い感じです。
例:(黒くなっている所をクリックすることで発音を聞くことができます)
イギリス人はあまり巻き舌をしません。そのため r を [ə] と発音します。
例:(黒くなっている所をクリックすることで発音を聞くことができます)
米 Thursday [ɝ] → 英 Thursday [ə]
イギリス英語の better
英単語の中に t が二つあり、前後が母音で挟まれている単語がありますよね。例えば better や flatter の様な単語です。多くのアメリカ人は better の真ん中にある tt を [d] と発音します。ここをクリックして聞いてみて下さい。ですがイギリス人は tt の発音を変えず、そのまま [t] と発音します。ここをクリックして聞いてみて下さい。
オーストラリア英語
オーストラリア英語はイギリス英語に少し似ています、ですがイギリス英語ほどアクセントは重たくありません。 アメリカ英語の [æ] はイギリス英語では [a] となります、この時オーストラリア英語はアメリカ英語に似ます。上文でイギリス英語は比較的巻き舌をしないと書きましたが、オーストラリア英語は少し巻き舌をしますが、アメリカ英語ほどはしません。
オーストラリア英語で一番特徴的なのが、[e] の音を [ai]i] と発音するところです。
例:(黒くなっている所をクリックすることで発音を聞くことができます)
米、英 baby [bebɪ] → 豪 baby [baɪ[baɪbɪ]ɪ]
文字に書き起こすと少し理解しにくいと思うので、直接オーストラリア英語を聞いてみてください
母音に注意してみて、アメリカ・イギリス英語とどこが違うのかよく聞いてみてください
オーストラリアに行くなら出来なくてはならないオーストラリア英語 Australian English
最後にオーストラリア英語にまつわるちょっとしたお話をしたいと思います
あるアメリカ人が会社の派遣によりオーストラリアで仕事をすることになりました。
ある日、彼は近所の人に “What are you going to do today?” と聞きました。そして近所の人は “I’m going to the hospital to die.”と答えました。その返答に彼はその場で凍りつきました。近所の人が言ったのは、単なる “I’m going to the hospital today”というもので、アメリカ人には today が to die と聞こえたのでした。アクセントって知らないと怖いですね笑
ライター/Wendy Chiang
翻訳/ Jackim
画像/Kaboompics // Karolina, CC licensed
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