毎度ゆるいお話をおとどけしております「無所可用、安所困苦哉」でございます。今回はちょっと目先を変えまして「ソーシャルロボット・ココナッチ」についておとどけいたします。
きっかけはツイッターだったかWebのニュースサイトだったかはっきりとした記憶がないのですが、「ココナッチ」という、パソコンに繋いでコミュニケーションで「育つ」ロボットの存在を知りました。
その形が、さとうりささんの「こはち」によく似ていたので、それをツイートしたところ、開発会社であるユカイ工学の方にツイートが届き、なんだかいつのまにか仲良くさせていただきました。
正式発売で早速購入いたしました初期ユーザーでございます。
まず「どんなものなの?」という点は、ココナッチの公式サイトでご確認ください。
簡単に言うと、USBポートにつなぎ、専用ソフト「ココアプリ」を起動しておくと、メールの着信やツイッターのリプライを伝えてくれます。
ツイッターでのリプライやメールの着信に反応して、光ったり、動いたり、喋ったりします。中でも「喋る」のはおもしろいです。「おはよう」のリプライには「おはよう」と言います。「ありがとう」にも「ありがとう」と反応します。ホームタイムラインの動きには光や振動で反応します。
メールについては、現在はココナッチ専用のアカウントにしか反応できないので、まだあまり試しておりません。
ココナッチは、決まった言葉だけを喋る・決まった動きだけをするのではなく、語彙が増えたり、動き・光のバリエーションが増えたりと、だんだん成長していくロボットなのです。この成長は「ココナッチ同士の会話」ができればより進むようなのですが、残念ながらココナッチ充ではなく知り合いにココナッチユーザが他にいないため、ワタシのココナッチの語彙はいまひとつです。
メッセージを受信した後、ココナッチを揉むと、返事を返してくれます。揉んだ回数でメッセージのテンションが変わります。この機能、つい忘れてしまって、ちゃんと試せてないのですが、工夫のある返信が返るので、なかなかおもしろいです。
ワタシが気に入っているココナッチの良さは、「ほどよいユルさ」です。このほわぁんとした外観、メッセージが来たときの反応など、ロボットという響きから受ける硬いイメージではなく、ほどよいユルさ・やわらかさが感じられます。
ちょっと残念なのは、もうちょっと安ければなぁと思えるお値段でしょうか。
気になりましたら、この小さくてかわいいのを、パソコンの隣に置いてみてください。
●関連URL
▼ココナッチ公式サイト
(文・写真:エドガー)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま経済新聞編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/6387731.html