旬なアニメを紹介する「新作アニメ操作網」。本稿では、2010年のアニメ映画を振り返り「優れた映画ベスト10」を、私コートクの独断と偏見で発表したいと思います。
なお、できるだけ多く劇場には足を運びましたが、2010年に公開された全てのアニメを網羅できているわけではありません。その点ご了承ください。それぞれご覧になられた方によって順位や価値観は異なると思います。「こういう見方もあるのだな」程度の気楽な気持ちでご覧いただければ幸いです。
全6部作から成る映画シリーズの2作目。
この手の上映形態をとったアニメ映画シリーズと言えば『空の境界』全7部作という前例があります。
但し『空の境界』の場合は第1作の公開が2007年12月、最終作の公開が2009年8月ですから、第1作から最終作まで1年9ヶ月かかっているのに対し、『ブレイクブレイド』は8ヶ月で5作目まで到達するペースになっています。
本作はロボットアニメでありますが、ロボットアニメにありがちなSFアニメではなく、ファンタジーアニメです。
誤解を防ぐために言っておくと、ここで言うSFアニメとかファンタジーアニメというのはアニメ・ゲーム的なジャンル分けであって、小説におけるジャンル分けとは異なるということをご承知いただきたい。
アニメ・ゲーム的には、SFアニメは科学が発展した世界を舞台にし、ファンタジーアニメは科学が発展せず魔法が存在する世界を舞台にすることが殆どです。
分かり易い例を挙げると『フロントミッション』はSFで『バハムートラグーン』はファンタジーである訳です。
さて今回の見せ場は、リィ(声・甲斐田裕子)の壮絶な最期です。迫真の演技でした。
製作委員会 | バンダイビジュアル/ランティス/博報堂DYメディアパートナーズ/フレックスコミックス/フィールズ/Production I.G/XEBEC |
配給 | クロックワークス |
原作 | 吉永裕ノ介 |
脚本 | 十川誠志 |
キャラクターデザイン | 乘田拓茂 |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
作画監督 | 鎌田晋平/松田寛 |
音楽 | 平野義久 |
監督 | 羽原信義 |
総監督 | アミノテツロ |
アニメーション制作 | Production I.G/XEBEC |
出演者 | ライガット・アロー・保志総一朗、ゼス・神谷浩史、ホズル・中村悠一、シギュン・エルステル・斎藤千和、他 |
国際赤十字の医師として活躍したマルセル・ジュノー博士を描いた作品。
昭和50年代頃までは、映画のスタッフに出演者、そして観客にも戦争経験者が多かっため、戦争を身を以て知っていることを前提として作られた戦争映画が多くありました。
しかし平成に入ると、平成3年の映画『戦争と青春』や平成8年の映画『GAMA 月桃の花』のように、戦争を知らない若者が太平洋戦争のことを調べて戦争を知るというようなパターンの映画が作られるようになります(2009年のテレビアニメ『夏のあらし!』もこのパターンと言ってよい)。
『ジュノー』もまた『戦争と青春』『GAMA 月桃の花』と同様に、戦争を知らない若者が戦争を知るというパターンの物語になっています。
さて肝心の本筋ですが、第二次エチオピア戦争、スペイン内戦、第二次世界大戦の西部戦線から日本まで、約10年に亘って戦地で活動したジュノー博士には頭が下がります。映画によれば氏は少年時代、父親から良いことをすれば神様が見ていると教えられたそうですが、よほど確固とした強い信念と強い意志がなければできないことだと思います。そして本作は、戦争のことなど大昔の出来事ぐらいにしか考えておらず、あまり関心を持っていない現代の少年少女に対し、平和の尊さを訴える良質な教育映画となっています。
脚本 | 山田靖智 |
キャラクターデザイン/ 総作画監督 | 岩佐とも子 |
音楽 | 朝倉紀行 |
監督 | 木村真一郎 |
アニメーション制作 | スタジオ雲雀 |
出演者 | マルセル・ジュノー・家中宏、美依・豊崎愛生、優子・高垣彩陽、ダグラス・マッカーサー・小川真司、他 |
未来の東京を舞台とし、お手伝いアンドロイドを描いた作品。
既に生産が終了し、寿命も尽きかけている旧型アンドロイド・ふらわー(声・浅野真澄)は、雨晒しになってゴミ捨て場に捨てられていましたが、一人暮らしの青年・敬一郎(声・柿原徹也)によって拾われます。
ふらわーは旧型ということもあり、新型のアンドロイドと比べるとあまり性能はよくありません。しかし、残り少ない生命力を振り絞り、優しい心と一生懸命に頑張るひたむきな努力によって、性能の足りない部分を補います。
その姿は、観客の心を打つものです。ただ残念だった点は、上映時間が短いため、物語上の重要な要素がきちんと描かれないまま映画が終わってしまったことです。
脚本 | 猪爪慎一 |
キャラクター原案 | POP |
キャラクターデザイン | 西尾公伯 |
音楽 | kiyoma |
監督 | 川口敬一郎 |
出演者 | 敬一郎・柿原徹也、ふらわー・浅野真澄、俊平・浅沼晋太郎、法子・中尾衣里、他 |
近未来を舞台にしたサスペンス。
個人情報を管理するコンピュータの存在や、人はコンピュータネットワークを通じて他人と交流することが多く生身での接触をしないため人と人との関係が稀薄になっているという設定など、現代文明を痛烈に皮肉った作品。
特に象徴的だったのは、GPSに対する台詞です。
劇中世界の人々は携帯用端末に搭載されたGPSで自分の位置を明らかにしていますが、主人公・牧野葉月(声・沖佳苗)とその友人・都築美緒(声・井上麻里奈)は、自身の居場所がバレるのを避けるため、GPSを用いずに夜道を移動する場面があります。
GPSを使わないことに不安を感じる葉月に対し、美緒は「私達が行きたいところに行く」と励ますのでした。
この場面は、機械によって人が支配されている現代文明への諷刺であったと言えるでしょう。
製作委員会 | キティ/バンダイビジュアル/木下工務店/電通/ミクシィ |
配給 | 東映 |
原作 | 京極夏彦 |
脚本 | 後藤みどり/ハラダサヤカ |
キャラクター原案 | 箸井地図 |
キャラクターデザイン/ 作画監督 | 石井明治 |
音楽 | SCANDAL |
監督 | 藤咲淳一 |
アニメーション制作 | プロダクションI.G/トランス・アーツ |
出演者 | 牧野葉月・沖佳苗、神埜歩未・五十嵐裕美、都築美緒・井上麻里奈、麗猫・沢城みゆき、矢部祐子・植竹香菜、他 |
テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の劇場版。
ハリウッドの超大作『アバター』の162分よりも1分長い上映時間163分の大長篇ですが、最初から最後まで緊張感が張りつめた作品となっています。
本作のストーリーの本題は、上映開始から10数分後、世界が一変することにより始まります。
主人公・キョン(声・杉田智和)が目覚めて登校したところ、学校には涼宮ハルヒ(声・平野綾)も超能力者・古泉一樹(声・小野大輔)もおらず、未来人である朝比奈みくる(声・後藤邑子)と、宇宙アンドロイドである長門有希(声・茅原実里)は、ごく普通の一般人になっていた。
つまり、非日常的な超常現象が全く存在しない世界になってしまったのです。
以後、途中まで本作のストーリーはテレビゲームのロールプレイングゲームのような展開を辿ります。
右も左も分からず右往左往するキョンですが、事件の謎を解明するために手当たり次第心当たりを当たってみます。
しかし誰もキョンの言うことを理解できませんでした。
変人扱いされ、鶴屋さん(声・松岡由貴)からは腕を捻じ曲げられてしまいます。
しかしキョンは諦めません。
遂に事件の謎を解く手掛かりを発見します。
それは、一般人の長門ではなく、宇宙アンドロイドだった長門がメモを書き込んだ栞でした。
とは言うものの、その栞は具体性を欠き、相変わらずキョンは雲を摑むような状態が続きます。
しかしまたここでもキョンは諦めません。
遂に他の学校で、ハルヒと、超能力者ではない古泉を発見します。
ですが、勿論相手にはされません。変人扱いされ、ハルヒに足を蹴られ、警備員に取り押さえられてしまいます。
しかしまたまたキョンは諦めない。
この不屈の精神こそがキョンの凄いところ。
キョンはハルヒの協力を得ることに成功し、以降はハルヒが強引に事を推し進めることになります。
そして上映時間が残り約1時間となると、宇宙アンドロイドだった長門が用意した、世界を元の状態に戻すためにプログラムが起動するに至るのでした。ここからは、見せ場の連続となります。
世界を改変したのは、宇宙アンドロイドだった時の長門有希であったのです。
と同時に、長門は世界を元に戻すための方法をも残していました。
そしてそのプラグラムは、キョンに、非日常的な超常現象の存在しない世界(改変された世界)で過ごすか、非日常的な超常現象が存在する世界(元の世界)で過ごすか、二者択一の選択を迫るものであったのです。しかも選択できるのは1回限り。
何も選ばない時は、改変された世界が存続するこになります。
この二者択一を、映画では、文芸部への入部届とメモ入りの栞で表現していました。
前者は一般人となった文芸部員長門有希がキョンに渡したものです。
テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』第2話(2009年版では第1話)で「俺は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織が目の前にふらりと出て来てくれることを望んでいたのだ。」と語っていたキョンは、非日常的な超常現象が溢れ返る世界を楽しんでいたことを自覚し、文芸部への入部届ではなく、元の世界への復帰を選ぶのでした。
一方の長門は、平凡ではあっても、心優しい男の子(=キョン)と一緒に部活動をするような微笑ましい生活を望んでいたようです。
この作品は、非日常的な超常現象が発生しない世界に潜む、心温まる幸せを描いていたと言えるでしょう。そしてそれは、超常現象を描いた映画を見ている観客へのメッセージでもあったと言えます。
製作委員会 | 角川書店/角川映画/京都アニメーション/クロックワークス/ランティス |
配給 | 角川書店 |
原作 | 谷川流(角川書店『角川スニーカー文庫』) |
脚本 | 志茂文彦 |
キャラクター原案 | いとうのいぢ |
キャラクターデザイン/ 作画監督 | 池田晶子 |
音楽 | 神前暁/高田龍一 |
監督 | 武本康弘 |
総監督 | 石原立也 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
出演者 | キョン・杉田智和、長門有希・茅原実里、朝比奈みくる・後藤邑子、涼宮ハルヒ・平野綾、古泉一樹・小野大輔、朝倉涼子・桑谷夏子、他 |
テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』の劇場版。
木星に出現した謎の宇宙生命体ELSの襲来を描いています。
映画の前半においてELSは次々と事件を引き起こしますが、ELSが何者で、どういう意図を考えているのかが全く分からない点が、恐怖感を増幅させています。この点は、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『激突!』(1971年)におけるトレーラー運転手の描写と同様と言えるでしょう。
そして人類とELSは戦争状態に突入します。地球側艦隊が配備を進める際に鳴り響く小太鼓が緊迫感を高めていますし、目にもとまらぬ速さで展開される戦闘描写の迫力は特筆ものです。
そしてストーリーの結末としては、ELSとの対話を試みた主人公・刹那・F・セイエイ(声・宮野真守)によってELS側もまた対話を求めていたことが判明し、ハッピーエンドを迎えます。
最後はやや強引な展開であったと言わざるを得ませんが、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』第1作の登場人物が終盤に「宇宙人と対話すべきだった」と後悔したことを踏まえ、その理念を受け継いだように思えてなりません。
製作委員会 | サンライズ/毎日放送/バンダイビジュアル |
配給 | 松竹 |
原作 | 矢立肇/富野由悠季 |
脚本 | 黒田洋介 |
キャラクターデザイン | 高河ゆん/千葉道徳 |
メカニックデザイン | 海老川兼武/柳瀬敬之/寺岡賢司/福地仁/鷲尾直広/中谷誠一/大河原邦男 |
作画監督 | 千葉道徳/牧孝雄/大貫健一/森下博光/松川哲也/池田佳代/中谷誠一/大塚健/西井正典/阿部邦博/有澤寛 |
音楽 | 川井憲次 |
監督 | 水島精二 |
出演者 | 刹那・F・セイエイ・宮野真守、マリナ・イスマイール・恒松あゆみ、デカルト・シャーマン・勝地涼、カティ・マネキン・高山みなみ、地球連邦大統領・藤田淑子、他 |
スタジオジブリの新作映画。
自分達の種族がどれほど生き残っているか分からない小人の少女・アリエッティ(声・志田未来)と、心臓を患って静養しているために祖母とお手伝いさん以外の人とはあまり接点がない人間の少年・翔(声・神木隆之介)は、それぞれが置かれた境遇故に互いに関心を持ちます。
しかし交流を求めれば求めるほど翔とアリエッティの別れの時が着実に近づいてしまうという皮肉な状況となってしまうのでした。
そのため翔とアリエッティの交流は儚く切ないものとなり、一期一会の情感を高めました。
製作委員会 | スタジオジブリ/日本テレビ/電通/博報堂DYMP/ディズニー/三菱商事/東宝/ワイルドバンチ |
配給 | 東宝 |
原作 | メアリー・ノートン |
脚本 | 宮崎駿/丹羽圭子 |
作画監督 | 賀川愛/山下明彦 |
音楽 | セシル・コルベル |
監督 | 米林宏昌 |
出演者 | アリエッティ・志田未来、翔・神木隆之介、ポッド・三浦友和、ホミリー・大竹しのぶ、他 |
本を食べてしまう文学少女・天野遠子(声・花澤香菜)を取り巻く少年少女を描いた物語。
物語は深刻な場面の連続であり、主人公・井上心葉(声・入野自由)が流す冷や汗が本作の物語の特徴を如実に表しており、特に平野綾の熱演ぶりが光っています。
平野演じる朝倉美羽は、不遇な家庭環境の中、肉親から罵倒され続け、心穏やかに過ごせる場所がありませんでした。
平野はそうした役において、人生に絶望したり、小学生に退行したり、心葉を叱責したり、或いは心葉の存在を欲したり、目まぐるしく変わる表情を巧みに表現し、心葉だけでなく観客をも翻弄しました。
そしてクライマックスにおいて美羽が涙を流す場面では、観客も思わず貰い泣きしてしまう程に…。これに対し天野遠子が天の如く広い心で美羽を包み込んで癒し、大団円となります。この場面における背景の宇宙空間の描写は大変美しく、映画館で鑑賞する価値のある場面でした。
製作委員会 | エンターブレイン/ポニーキャニオン/ティー・オーエンタテインメント/ランティス/角川コンテンツゲート |
配給 | ティー・オーエンタテインメント/クロックワークス |
原作 | 野村美月(エンターブレイン『ファミ通文庫』) |
脚本 | 山田由香 |
キャラクター原案 | 竹岡美穂 |
キャラクターデザイン/ 総作画監督 | 松本圭太 |
音楽 | 伊藤真澄 |
監督 | 多田俊介 |
出演者 | 井上心葉・入野自由、朝倉美羽・平野綾、天野遠子・花澤香菜、琴吹ななせ・水樹奈々、芥川一詩・小野大輔、他 |
未来を舞台に、人間型ロボット(アンドロイド)がお手伝いさんとして普及している世界を描いた作品。
劇中世界では、アンドロイドに対して人間と同じように親愛の情を示す、アンドロイド精神依存症という状態に陥った者(通称・ドリ系)がいる一方で、アンドロイドをぞんざいに扱う者や、ドリ系に嫌悪感を示す者もいました。
中でも倫理委員会という団体は、アンドロイドに対して差別的とも言えるほど厳しい姿勢を表す団体です。
本作は、そのような世界を舞台にして、人間模様とアンドロイド模様を描いた作品となっています。
物語は特に、作品の題名にもなっている喫茶店“イヴの時間”を中心にして進みます。
劇中世界では、ロボット法という法律に基づき、アンドロイドは頭上に輪っかを掲げなければならないことになっていました。それがないと、外見だけでは人間とアンドロイドの区別がつかないからです。
しかし喫茶店“イヴの時間”は、人間とアンドロイドを区別しないという、法的にまずいポリシーを掲げており、店内ではアンドロイドの客が輪っかを掲げないことにしています。
これにより、アンドロイドを道具として白い目で見る風潮がある外部の世界と、恰も人間とアンドロイドが対等な関係として共存しているかのような店内という2つの場所の特徴が際立つことになります。そして、もしも人間が人間そっくりなロボットと共存することになったら、人間はどういう心構えを持てばよいのだろうか、ということを考えさせられる作品となっています。
原作/脚本 | 吉浦康裕 |
キャラクターデザイン/ 作画監督 | 茶山隆介 |
音楽 | 岡田徹 |
監督 | 吉浦康裕 |
アニメーション制作 | スタジオ・リッカ |
出演者 | 向坂リクオ・福山潤、真崎マサカズ・野島健児、ナギ・佐藤利奈、サミィ・田中理恵、アキコ・ゆかな、他 |
テレビアニメ『魔法少女リリカルなのは』のリメイク。
劇伴、映像共に大迫力ですが、圧巻は空中戦の大スペクタクルシーンです。観客に向かって襲いかかってくるような水柱、フェイト・テスタロッサ(声・水樹奈々)の飛翔による衝撃波で次々と割れる窓ガラス、そして画面上を縦横無尽に翔け巡るスピード感。
ストーリーも秀逸。娘との家庭生活を犠牲にしながら研究活動に従事するプレシア・テスタロッサ(声・五十嵐麗)。プレシアは、研究がひと段落したら娘とゆっくり過ごそうと考えていました。そんな中、上層部から下る安全性を無視して実験の実施日を前倒しせよという指令。そして、強行スケジュール故に引き起こされる事故。
プレシアの悲しみには観ているこちら側も胸が痛みます。一方のフェイトも、自身の出自が明らかとなった時の絶望感はとても可哀相で、終盤でフェイトがプレシアに語りかけながらもプレシアがそれに応じないなど、ひたすら非情な脚本に徹していました。
とにかく最後の最後まで救いのない脚本に、観客の(というか私の)涙腺は緩みっぱなしです。
本篇終了後、美麗なカットを背景にしてエンドロールが流れ、水樹奈々の主題歌「PHANTOM MINDS」が響き渡ると、もう胸が一杯になってしまいます。
本作は2010年のアニメ界全体を代表する作品と言ってよいでしょう。
尚、余談ですが、桑谷夏子と松岡由貴は、『涼宮ハルヒの消失』『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』と2010年のアニメ界の話題をかっさらった2本のアニメ映画に出演するという活躍を見せました。
配給 | アニプレックス |
原作/脚本 | 都築真紀 |
キャラクターデザイン/ 総作画監督 | 奥田泰弘 |
音楽 | 佐野広明 |
監督 | 草川啓造 |
アニメーション制作 | セブン・アークス |
出演者 | 高町なのは・田村ゆかり、ユーノ・スクライア・水橋かおり、クロノ・ハラオウン・高橋美佳子、フェイト・テスタロッサ・水樹奈々、アルフ・桑谷夏子、プレシア・テスタロッサ・五十嵐麗、他 |
■ライター紹介
【コートク】
本連載の理念は、日本のコンテンツ産業の発展に微力ながら貢献するということです。基本的には現在放送中の深夜アニメを中心に当該番組の優れた点を顕彰し、作品の価値や意義を世に問うことを目的としていますが、時代的には戦前から現在まで、ジャンル的にはアニメ以外のコンテンツ作品にも目を向けるつもりでやって行きたいと思います。そして読者の皆さんと一緒に、日本のコンテンツ産業を盛り上げる一助となることができれば、これに勝る喜びはございません。Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま経済新聞編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/3979878.html