俳優の一ノ瀬ワタルさんが、余貴美子さんの“息子役”として初出演する新CMが、5月1日から全国で放送されます。
住宅金融支援機構のリバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バース60】の新しいテレビCMで、不器用ながらもお互いを思いやる親子の姿が、やさしく描かれています。
CMでは、独立して家庭を持った息子が、老朽化した家に住み続ける母親を心配し、「母ちゃん、家古いんだから直せよ」と声をかけます。それに対し母親は「もうあんたもいないし、どうでもいいよ」とちょっと突き放すような返事。けれども息子は静かに「どうでもよくないよ」「話そうよ」と言葉を重ね、二人の間にあった距離が少しずつ近づいていきます。
白い背景の中で交わされる親子の本音の会話は、観る人の心にそっと寄り添うような仕上がり。普段は照れくさくてなかなか話せないことも、言葉にしてみることで気持ちがつながる――そんな温かいメッセージが込められています。
実は、余さんと一ノ瀬さんはNetflixドラマ「サンクチュアリ-聖域-」でも親子役を演じたことがあり、今回はまったく違う親子像に挑戦。撮影現場では久しぶりの再会ということもあり、和気あいあいとした雰囲気のなかで進行したそうです。
一ノ瀬さんは「俺も今、母ちゃんと2人でご飯行けと言われたら、ちょっとやっぱり恥ずかしいって思っちゃったです」「でも話すことってやっぱ大事だなと思いました」と話し、余さんも「家族はひとつの形にとどまりませんからね。幸せの形も生き方も、それぞれ違いますから。またこういう親子関係が出来て(よかったです)」と振り返りました。
なお、CMとあわせて、メイキング映像も5月1日から住宅金融支援機構の公式YouTubeチャンネルで公開されます。
【リ・バース60】は、60歳以上の人向けに提供される住宅ローンで、毎月の支払いは利息のみ。契約者が亡くなった後に相続人が元金を一括返済する、もしくは担保物権の売却代金により返済するしくみなので、年金生活の方にも利用しやすいのが特長。リフォームやマンション購入、ローンの借り換えなど、住まいに関するさまざまな使い道に対応しています。
情報提供:独立行政法人住宅金融支援機構
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025043002.html