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Windows95の起動音が歴史に 米「国立録音登録簿」入り


米国議会図書館は「国立録音登録簿」に2025年度登録作品として25件を発表しました。その中には、「Microsoft Windows」の起動音(リブートチャイム)と、ゲーム「Minecraft」のサウンドトラックが含まれています。Windowsの起動音は、ブライアン・イーノが作曲し、Windows 95に初めて搭載されました。これは「歓迎」「希望」「進歩」というテーマを表現し、社会に深い印象を残しました。一方、Minecraftのサウンドトラック「Minecraft: Volume Alpha」はダニエル・ローゼンフェルドが手掛け、ゲームの創造性を反映しています。この登録簿は2000年に制定され、文化的・歴史的意義を持つ録音を毎年選出しています。他には、エルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road」やミュージカル「ハミルトン」のオリジナルキャスト音源も登録されました。

Microsoft Windows '95

 米国議会図書館は4月9日、「国立録音登録簿」の2025年度登録作品を25件発表した。その中には、「Microsoft Windows」の起動音(リブートチャイム)や、ゲーム「Minecraft」のサウンドトラックも含まれている。

 ウィンドウズの起動音「Microsoft Windows Reboot Chime」は1995年、個人用パソコン普及を大きく推進したオペレーティングシステム「Windows 95」に搭載され、スタートアップ時に流れる象徴的な音として知られている。

 作曲を手がけたのは、アンビエントミュージックの先駆者であり、音楽プロデューサーとしても著名なブライアン・イーノ。マイクロソフトの依頼に応じ、イーノは84のサウンド案を制作。その中から、当初要求された長さの約2倍となるサウンドが選ばれた。曲はマイクロソフトが目指した「歓迎」「希望」「進歩」というテーマを見事に表現しており、結果的に当時の社会に深く印象を刻むものとなった。

 そして同時登録された、ゲーム「Minecraft」のサウンドトラック「Minecraft: Volume Alpha」は、音楽家のダニエル・ローゼンフェルド(C418)が担当。やさしくも幻想的なサウンドで、「自由に創造する」ことを問いかけるMinecraftのゲーム性と密接に結びついている

「Minecraft Volume Alpha」アルバムカバー

 「国立録音登録簿」は、2000年制定の「国立録音保存法」に基づき、文化的・歴史的意義を持つ録音を毎年25件選出。2025年時点で、登録件数は計675件となりました。

 今年の選出ではほかにも、「Goodbye Yellow Brick Road」(エルトン・ジョン)や、ミュージカル「ハミルトン」のオリジナルキャスト音源などが同時登録されている。

<参考・引用>
Library of Congress プレスリリース(4月9日発表

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025042606.html
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