インフルエンサーのへずまりゅう氏が、4月19日に自身のX(旧Twitter)を更新し、公開されたばかりの映画「名探偵コナン 隻眼の残像」に関する重大なネタバレをDMで一方的に送りつけられた被害を報告した。
問題の投稿には、Xのダイレクトメッセージ機能を通じて、同映画の犯人の名前が突然送られてきたスクリーンショットが添付されており、へずまりゅう氏は「これかなり悪質です」と強い怒りを示している。
さらに、「何個も裏垢を作って大量に送りつけるとか暇なのか?まだ観ていないし年に一度の楽しみだったのにガッカリしました。こういうしょうもない奴は消えろ。」と、年に一度の楽しみを台無しにされた無念さも語った。
映画「名探偵コナン 隻眼の残像」は4月18日に全国公開されたばかりで、まだ鑑賞していないファンも多いタイミング。こうした公開直後の時期は、特にネタバレ被害が発生しやすい。
近年、SNS上では映画やドラマの「ネタバレ行為」が深刻な問題となっており、たとえば犯人の名前をユーザー名(ハンドルネーム)に含め、それを使って映画鑑賞前のユーザーの投稿に“いいね”を押して回るといった無差別な手口が広く見られている。
また、今回のように、ダイレクトメッセージを使って狙い撃ちでネタバレを送りつけるケースもあり、ネタバレ行為そのものがより巧妙かつ悪質になってきている。
ネタバレは作品を台無しにするだけでなく、観客一人ひとりの期待や体験を損なう行為だ。とりわけSNSが日常となった現代では、その拡散スピードも被害の範囲も大きく、制御が難しい。作品を純粋に楽しむという当たり前の体験が、ネット上では簡単に壊されてしまう現実に、多くの人が複雑な思いを抱えている。
<参考・引用>
へずまりゅう氏公式X(@hezuruy)