KDDI株式会社が、大学の卒業式にて、大学卒業生(新社会人)とその保護者を対象にした「スマホ代支払い実態調査」を実施。結果を発表しました。
あわせて、新たにスマホ代を自分で支払う人を応援する、「auマネ活プラン じぶん支払スタート応援キャンペーン」を展開。最大3か月、毎月2000円相当のau PAY残高を還元するとしています。
春は大学卒業生(新社会人)および保護者にとって、スマホ代の支払いに変化が起きる時期。この時期しっかり、支払いを独立させる人もいれば、そのまま親が支払い続けるパターンもあります。実際のところその意識の差はどれほどなのか、今回の調査ではその辺が明らかにされています。
調査は、3月15日と18日に東京都内街頭(大学の卒業式)で行われました。得られたサンプル数は大学卒業生が298人、保護者が184人。
■ 卒業後は自分で払って欲しい親が9割 → 自分で払いたい子は7割
まず1問目で、現在の支払い状況を聞いたところ、82.9%もの人が「親が支払っている」と回答。支払って貰っている人からは「大学生のうちは安定した収入がないので、親が支払ってくれている」という意見があったそうです。
次に2問目では、保護者に対して子どもが社会人になったあとのスマホ代は「じぶん支払い」にして欲しいかたずねてみると、89.1%もの保護者が「じぶん支払いにしてほしい」と回答。
回答に寄せられた意見によると、「卒業後は自立してほしい」「給料もらうんなら自分で払ってほしい」という声が目立ち、子どものスマホ代を親が支払うのは就職するまで、という考え方が多数。
そして最後の3問目では、卒業生に対し新社会人になったらスマホ代を「じぶん支払い」にするか聞いてみると、69.5%の卒業生が「じぶん支払いしたい」と回答。そして全体の3人に1人、30.5%が「親に支払ってもらいたい」と回答しています。
親の約9割が「じぶん支払いにしてほしい」と願っているのに対し、自分で支払いたいと思う卒業生(新社会人)は約7割。親と子で若干の意識の差があることが分かりました。
なお、支払うと回答した人の中には、「親と話して自分で支払うことにした」という声もあったそうです。
就職して収入を得るようになれば、いつまで親が支援をするのか、という点は卒業時期に親子で話し合っておくべき重要なこと。家庭によっては就職後も、初任給が出るまで、初ボーナスが出て生活基盤が安定するまでなど猶予期間を設ける場合があります。
そこでKDDIは「この春のタイミングに親子でスマホ代について話をしてみましょう」と提案。また、独立して支払う人を始める人が増えるこの時期にあわせて、「auマネ活プラン じぶん支払スタート応援キャンペーン」を実施。スマホ代を自分で支払う人を応援したいとしています。
キャンペーンへの参加は、auのスマートフォン向け料金プラン「au マネ活プラン」に新規加入すること。5月31日まで行われ、対象は18歳~25歳。大学卒業生に限定されていません。
情報提供:KDDI株式会社
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おた経編集部 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024032902.html