赤ちゃんの成長記録である手形・足形にまつわる、目からウロコの便利技がXで大きな注目を集めています。
それは従来のように、色紙や台紙を用いるのではなく、なんと母子手帳のページに直接スタンプするという手法。この発想はなかった……!
投稿したのは4歳のお子さんを育児中の「chiipii」さん。聞くと1歳までは毎月、1歳以降は1年ごとに、出産時に購入した月齢カードに手形足形をとっていましたが、2回の引っ越しを経て紛失してしまったのだそう。
そんな折、先日お子さんが4歳を迎え、例年通り手形足形を取ろうとするも「また紛失しそうだしどうしよう……」と悩んでいたところ、ふと母子手帳に押してみては?というアイデアが浮かんだとのことです。
さっそく市販の10色スタンプセットを使ってみたところ……これが驚くほどいい感じに仕上がりました。
予めそこにプリントされていたかのように手形足形がきれいにとれていますし、何より紛失の心配も激減です。あとで振り返って見る際にも、わざわざ物置から引っ張り出してくる手間がかかりません。
■ 真似する上では注意点も!母子手帳の本来の役目を妨げないように
注意点としては、インクが服などに付かないようにすることに加え、インクを過剰に塗りすぎてしまわないことも重要です。べったり押してページに書かれた内容が見えなくなると、後々困ることになります。母子手帳の本来の役目は成長に関するデータの記録。手帳に記載した内容が読めなくなってしまっては本末転倒です。
もし真似する場合は、薄づきになるインクを選ぶようにしましょう。加えて、実際に押す前には別の紙に押してみて、濃さを確認、調整してみると良いでしょう。
ほかにも、健診を受け終わってから押すようにするとより良いかと思われます。手形が先にあると、医師が書きにくくなる恐れがあるので、その点も注意しましょう。
こうした注意点を差し引いても、アイデアに寄せられた「いいね」の数は3万件超。「これは0歳からやりたかったやつ」「一目瞭然の見やすさ、成長も分かりやすくて楽しそう」と、絶賛の声が多数寄せられています。
「20歳まで記入する欄があるので、この方法でもう少し手形足形を取る予定です」と、今後も継続していく旨をコメントしたchiipiiさん。母子手帳のサイズや、記入対象年齢は各自治体によって違いがありますが、ページからはみ出すほどに大きくなった時は、より一層成長を実感できることでしょう。
<記事化協力>
chiipii 4yさん(@chiipii8)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024022206.html