「甘やかし」のタイトルでX(旧Twitter)に投稿されたのは、子育て中のママにとっては、ちょっとスカッとするエピソード漫画。
投稿者は幼稚園に通う5歳の息子さんのママである浅木胡逸(あさぎこいち)さん(以下、浅木さん)。通園バスの待ち時間に起きた出来事が描かれています。
■ 突然始まった愚痴にモヤモヤ
ある日、いつものようにバス停まで息子さんを迎えに行ったときのこと。バスを待つ間は保護者同士で雑談をすることが多いそうですが、この日はBくんのママであるAさんの代わりに身内の人が迎えに来ていたのだとか。
Aさんの体調が悪いことや孫がやんちゃで大変だという話などを聞いているうち、突然「うちのは全く」、「どう甘やかして育ててるんだか」とAさんに対する愚痴が始まってしまったそうです。
「そうですか……」と相槌を打ちながらも、「Aさん、Bくんのこと甘やかしているようには見えないけどな……」と、内心モヤモヤする浅木さん。
そこにちょうどバスが到着。浅木さんはバスから降りてきた我が子を「よぉ~~~~しよしよしよし」とこれでもかという位ナデナデして「ド甘やかし」したとのこと。そして息子さんを抱っこしたまま、その場を去ったそうです。
■ 反論する代わりに全力の甘やかしを披露
浅木さんとAさんは、すごく仲が良いという訳ではないものの、バスを待つ間の時に子どものことについて話したり、時には数人で集まって育児相談をしたりする関係とのこと。そのため「躾ができていない」、「甘やかしている」という話に違和感を強く感じたといいます。
「言い返すのも違うしと思って。全力の甘やかしを披露しました。久々にダッコして去りました」という浅木さん。
その人が本心で言っていたのか、身内を下げることが美徳という考えで話していたのかは定かではありませんが、この出来事のあと、Aさんに対しての愚痴を話すことはなくなったそうです。
<記事化協力>
浅木胡逸(あさぎこいち)さん(@asagiko)
(一柳ひとみ)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024022004.html