イタリア発のデザートとして知られる「アフォガート」。「溺れる」という意味の通り、器に盛り付けたアイスに温かいエスプレッソコーヒーを注ぐ食べ方が一般的です。
そんなアフォガートのアレンジレシピをXで紹介したのは、レストランシェフの「麦ライス」さん。作り方は、雪見だいふくに温かいミルクティーを注ぐだけ……と非常にお手軽で、甘いもの好きとしてはぜひ試してみたくなってしまいます。
■ 用意するのは「雪見だいふく」とミルクティーの2つのみ
ということで、早速近所のスーパーで材料を調達してきました。「雪見だいふく」と、ミルクティーのブランドに特に指定はありませんが、麦ライスさんと同じように「紅茶花伝」の440mlボトルをチョイス。
次に、ミルクティーを耐熱容器に移し、電子レンジ(600W)で2分加熱します。最終的にミルクティーを注ぐ器の大きさにもよりますが、筆者は半量(約200ml)ほどにしました。その間、雪見だいふくはひとつ器に移しておきましょう。
時間が来たら、やけどに注意しながら取り出します。そのまま雪見だいふくを入れた器に注げば、これでもう完成となります。材料さえそろえば、調理時間は5分以内。とても簡単です。
■ 甘さの相乗効果にミルクティーのまろやかさと雪見だいふくのもちもち感がプラス
ミルクティーの海に浮かぶ雪見だいふくは、なんだか丸いお月さまのよう。見た目がかわいらしく、しばらく眺めていたくなりますが、アフォガートはやはりひと口目が肝。早速食べてみましょう。
紅茶と絡めたアイスを、スプーンですくってパクリ。「ひんやり」と「熱々」を同時に楽しめることが魅力ではあるものの、今回のレシピのポイントはなんと言っても、バニラとミルクティーの甘みの相乗効果。
口の中でそれぞれが溶け合うことで、甘さがさらにプラス。そこへミルクティーのまろやかさと雪見だいふくのもちもち感が加わり、何とも上品かつ背徳感のある味わいに。麦ライスさんが「上位互換」と例えた気持ちがよく分かります。
時間が経つとアイスが溶けだし、ミルクティー自体もさらに甘くなっていきます。出来立てから最後のひと口まで、味の変化を楽しみつつ、おいしく食べられました。ごちそうさまでした!
なお、雪見だいふくと紅茶花伝はまだ余っているので、ちょっと足りないな……という時はすぐにおかわりも出来てしまいます。まさに隙のない今回のレシピ。甘いものが好きでたまらない方は、ぜひお試しあれ。
麦ライスさんは、普段からこうした簡単レシピや料理テクニックをSNSで発信しています。デザートからメインディッシュまで幅広く紹介しているので、料理をもっと楽しみたい方は、フォローしてみてはいかがでしょうか。
<記事化協力>
麦ライス(シェフ)さん(@HG7654321)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024020608.html