「ティンカーベル」や「不思議の国のアリス」、「白雪姫」の世界観をなんとアップルパイで表現してしまったのは、Twitterユーザーのぷんさん。
まるでアップルパイに魔法をかけたよう。投稿を見た人たちからは「食べるのがもったいない」「どこで購入できますか?」などのコメントが寄せられ、多くの人を魅了しています。
ぷんさんはこれまで、くまのプーさんの顔の形のスイートポテト「スイートポテぷー」や、クレープ生地で包んだ手毬ケーキなど、美味しそうでユニークなお菓子をTwitterで発表してきました。
どれも完成度が高くて目を奪われてしまいますが、驚くべきは趣味で作っているという点。売り物として作っているわけではないので、今回のアップルパイも残念ながら購入することはできません。
■ 絵本のようなアップルパイを作りたい
これらを作ったきっかけは、ディズニーをモチーフにして絵本のようなアップルパイを作りたいと思ったこと。
まずは「このキャラクターならどんなデザインが出来そうかな?」など思い描き、その想像がより膨らみそうな場合に作りはじめたそうです。
アップルパイのティンカーベルや白雪姫、花などはクッキングシートで型紙を作り、型にそってカッターやペティナイフで切り取って作られています。
■ こだわりをつめこんだアップルパイ
1つのアップルパイが完成するまでにかかる時間は、だいたい半日。パイ生地が室温によってだれてくるとカットしづらくなるので、作業は素早く終わらせなければなりません。それが一番大変だったのだとか。
このような工程や苦労を経て完成された3つのアップルパイ。ティンカーベルのアップルパイは、ティンカーベルの靴にポンポンもしっかりと付けているところがポイント。
不思議の国のアリスのアップルパイは時計の金具の部分などのディテールにもこだわり、白雪姫のアップルパイは焼き色に濃淡をつけることで焼き上がりがより立体的に見えるようになっています。
■ 次はアップルパイ以外で
あらためて見ても、そのクオリティーの高さに驚かされます。お菓子作りもここまでくると、もはや芸術やアートと言っても過言ではないでしょう。
今後はアップルパイ以外でも、今回のように作り込んだ作品を作っていきたいと構想を練っていました。
<記事化協力>
ぷんさん(@Pum_Jeunesverts)
(佐藤圭亮)