小中学生のお子さんを持つ親にとって、大変な作業のひとつであろう「授業で使う道具の用意」。家にないものであれば当然購入する必要があるため、ギリギリに言われて困ったという経験をしたことがある方も多いはず。
そんな突発的な事故に覚えがある方に、この時期ならではの注意喚起。小中学校はそろそろプール授業の時期に入ります。そう、今すぐお子さんの水着のサイズを見直しておくのです……。
■ 子どもからの「あした水泳」に驚愕
こう呼びかけるに至った発端は、ある日編集部内で出た話題。
編集部員の一人が届いたLINEをみて「でたー!息子の『あした水泳』」「『水着はあるから大丈夫、ちょっと小さいけど』じゃないよー!」と、悲痛な叫びをあげたことでした。なおこの時、時刻は夕方17時ごろ。その編集部員は慌てて車を走らせ、どうにか無事に購入出来たそうです。良かった……。
水泳があること自体は学年始めに配られるスケジュールなどで把握はしているものの、期間があくことで親が忘れてしまうことはあるあるです。また、直近に配られる「プール開始のお知らせ」を子どもが親に出し忘れるのも更にあるある。それが前日に「あした水泳」とのんきに知らされた日には……。
スーパーやコンビニで気軽に購入出来るものならまだしも……水着となるとスポーツ用品店や、衣料品店に足を運ばなければなりません。また、水着に学校指定がある場合には、直前では入手がさらに困難になることも予想されます。
■ コロナ禍で久しぶりの実施になるパターンも 今すぐ見直しを
実は、当編集部員のお子さんの学校で、プール授業が開かれるのは実に4年ぶりのこと。コロナ禍によって、さまざまな学校行事が実施制限を設けたり、中止を余儀なくされてきた中ですから、特に人口の多い都市では数年ぶりの実施となるパターンも多いのではないでしょうか。
そうなってくると、以前着ていた水着はだいぶ小さくなっているはず。出来る限りジャストサイズで着用する必要がありますし、子どもの体はあっという間に成長するものなので、2~3年も空くとなると、さすがに買い替えが必要となる場合がほとんどでしょう。
「うちは前使ってたのがあるから」と確認をしていなかった場合は、今すぐチェックすることをおすすめします。
■ あらかじめのチェックやヒアリングを!
学校からの各種お知らせがあるとはいえ、親も「うっかり」することはよくある話。特に学校生活になれた高学年になればなるほど、子どもの自主性に任せて忘れがちです。
よって願わくば、必要なものは子どもからの報告に期待したいところですが……まあ子どもって、何年生になってもなかなか言ってこないものですよね。
一連の出来事をツイッターでつぶやくと、どうやら同じ経験をしたことがある方や、ハッとして早速行動に移した方も多数いた模様。やはり、多くの家庭にとって、あるあるな悩みであったようです……。
今回の水着に限らず、図工で使う道具などでも同様の出来事はよく起こりがち。同じ轍を踏まないためにも、ぜひ授業スケジュールのチェックや、お子さんへのヒアリングを行ってみてくださいね!
(山口弘剛)