猫の爪とぎといえば、ダンボール製や麻縄製、色形もさまざまですが、ミヌエットの「おんぷ」ちゃんの目の前に現れたのは、体の何倍もの大きさを誇るにんじん型の爪とぎ。
当時三か月だったおんぷちゃんにとってはビッグサイズすぎたようで、そびえ立つにんじんに対し身を引くほど怖がってしまった模様。その姿はちょっと気の毒ですが……表情や大きさの対比がかわいすぎます。
飼い主さんに話を伺うと、この爪とぎは通販にて購入したものだそう。もちろん商品ページでサイズは案内はされていたのでしょうが、まさかここまで大きなものが届くとは飼い主さんにとっても完全に予想外。開封した瞬間はとてもびっくりしたそうです。
人間がそう感じるほどの大きさですから、子猫ちゃんが驚くのも無理はありません。初めて見る大きな爪とぎは、もしかすると「にんじんのオバケ」にでも見えたのかもしれませんね。
怖がるおんぷちゃんに対し「ごめんね」と感じつつも、「かわいい~」という気持ちが抑えられず、思わずカメラを向けていたという飼い主さん。たしかにこんなにも困惑した表情に、及び腰の姿勢は、なかなか見られるものではないでしょう。
現在は1歳になり、にんじんを怖がることもなくなったというおんぷちゃん。爪を研ぐのはもちろんのこと、身を隠したりするときにも使っているそうで、心身ともにすっかり大きくなったようです。
それはもちろん喜ばしいことですが、あのかわいい姿が見られないと思うと、それはそれでちょっとだけ惜しい気持ちにもなってしまいますね。
<記事化協力>
おんぷちゃんさん(@onpuhime1011)
(山口弘剛)