インディーズゲームを手がけるAstra Gamesが12月18日に配信開始したホラーゲーム「MUSHROOMAN」がなかなかのインパクトを放っています。
ありきたりのホラーゲームであればゾンビや怪物が襲って来そうな雰囲気の中、なぜか殺人キノコが襲ってくるというちょっとズルいシチュエーションを楽しめるタイトルです。
ゲームの舞台は暗く深い森が広がる土地、ガス欠で車が止まってしまった主人公=プレイヤーはガソリンスタンドを探すために暗い森の中を探索することになります。しかしその場所にはプレイヤー以外に彷徨くものが存在していて……というストーリー。
暗い森の中を徘徊する不気味なキノコが鳴き声をあげて迫ってくるシチュエーションは割とシュールではありますが、かなりガチのホラーゲームに仕上がっています。各地に血痕とともにメッセージが残されていたり、なぜか廃棄されたトラックがあったりと序盤からドキドキさせられるシーンが満載です。
武器もなく暗い森の中へと放り込まれたら自分としてもどうして良いかわからなくなる自信がありますが……。懐中電灯の灯りを頼りに、森の中を探索し時にはキノコを撃退し……なんとか愛車にガソリンを入れて無事脱出できるか……という本タイトル。
森の中を探索していくことで様々なアイテムや、武器を手に入れることができ、ピストルを使って襲ってくる化け物を撃退することも可能です。
ただ、物資は無尽蔵ではないため時には全力で逃げることも選択肢になります。
序盤からほぼ説明なく森の中に放り込まれると言うシチュエーションもそうですが、操作も直感的でわかりやすく、FPS視点ということで余計に恐怖を感じるのがこのゲームの魅力ですね。
襲いくる殺人キノコの動きはそれほど速くないのですが、不気味なオーラを纏って鳴き声をあげながら迫ってくるとさすがに怖いなと素直に思っちゃいました。それと割と最初の方でキノコがわさわさ動いて迫ってくるシーンはさすがにドキッとしますね。
余談ですが……人間見慣れないものがあると、ふと「これはなんだろう?」と考えてしまうのがよくわかります。気がついて逃げ出した時に、筆者はホラー映画だと最初の方で死にそうだなと感じてしまいました。
現在配信直後ということでセールが行われており12月25日までは25%オフの153円で購入可能です。通常価格は205円。なお、配信直後から海外のストリーマーが徐々に取り上げてきており、今後国内でも話題になりそうです。
<参考・引用>
「MUSHROOMAN」steam
※記事中の画像は12月18日に配信されたゲームのスクリーンショットです。
(上村健太郎)