「おはこんハロチャオ~!」「みなのもの~!準備はいい?」と独特のセリフ回しがクセになる、ポケモンのジムリーダー「ナンジャモ」の立体作品がツイッターで注目を集めています。
一見するとフィギュアのようにも見えますが、実はこの作品、食べられるクッキーで出来ているんです!2枚のクッキーを重ね、アイシングクリームで描かれたナンジャモは、まるでゲーム内からそのまま飛び出してきたかのようなクオリティです。
ナンジャモは11月18日に発売されたシリーズ最新作「スカーレット・バイオレット」にて初登場。ジムリーダーでありながら動画配信者という設定で、見た目のかわいらしさや印象的な口調で、ソフトの発売前からファンの間で話題になっていたキャラクターです。
アイシングクッキーの作者である「ホイップシュガー」さんも、そんなナンジャモの魅力に引き付けられたひとり。発売前に公開されたPVにてそのビジュアルを見た瞬間からファンになり、ソフトの発売日を祝う形で同日に作品を投稿しています。
見れば見るほどクッキーとは思えない作品ですが、制作の中でも特にこだわったと話すのは「服の部分の立体的な造形」。特に肩の周りが大きく開いた特殊な形状をしており、たしかにこれをアイシングで再現するのは至難の業……!
しかし、そこはさすが、これまでにもたくさんの作品を手掛けてきたホイップシュガーさん。固さを調整したクリームを重ねることで、特徴的な服装を見事再現しています。
制作時間およそ30時間を経て完成した作品は、土台も添えられてよりかわいらしい仕上がりに。「PVに出てきた子なのでネタバレにもならず、かつ事前の人気もすごかったので、作ってよかったです」と、ホイップシュガーさんもその出来栄えに満足している様子。
作品を見た方からは「本当にフィギュアにしか見えない」「食べられるクッキーだとは信じられない……」と驚きの声が続々寄せられています。
ホイップシュガーさんは制作中の様子を自身のYouTubeチャンネル「ホイップシュガーのアイシングクッキー WHIP SUGAR」にて公開しています。作品が立体的になっていく工程は、一見の価値ありですよ……!「なにもんなんじゃ?ナンジャモでした~!」
<記事化協力>
ホイップシュガー アイシングクッキークリエーターさん(@YuicihiroG)
(山口弘剛)