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阪神甲子園球場前の吉野家「タイガース吉牛」の限定メニュー「六甲おろし牛丼」


甲子園球場前の吉野家はタテジマ。「タイガース吉牛」のオリジナルメニューを食べてきた。

 牛丼チェーン「吉野家」といえば、オレンジ&グリーンのロゴでお馴染み。店舗も原則として、このカラーで看板などのサインが作られています。

 しかし、プロ野球・阪神タイガースの本拠地であり、高校野球や大学アメリカンフットボールの聖地でもある「阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)」前にある吉野家は、なんと「タイガースカラー」を採用した特別仕様。

 さらにここでは、限定メニューの「六甲おろし牛丼」が販売されているのです。

■ 「日常」に戻った甲子園

 「吉野家コロワ甲子園店」は、甲子園球場の最寄り駅でもある、阪神電車の甲子園駅を出てすぐの場所にあります。実は世界2000店舗目の吉野家という記念すべきお店なんだとか。

阪神甲子園駅に降り立った筆者。

 秋シーズン、そして残念ながら17年連続でタイガースはリーグ優勝を逃したため、駅前は閑静そのもの。ですが、本来甲子園という土地は「西宮七園」のひとつに数えられる、市内でも指折りの高級住宅地。実はこちらの方が「日常」だったりします。

 余談ですが、西宮市にはJRの「甲子園口駅」という「甲子園」と名のつく駅がもうひとつ存在するものの、甲子園球場からは北に離れた場所。「JR」と「阪神電車」の知名度の差か、はたまた甲子園「口」という言葉が球場入口を連想させるのか、初めて甲子園球場を訪れる際、間違えて降り立つ方が後を絶たず、一種の「洗礼」ともいえます。

 ちなみに、JRの甲子園口駅からは住宅街を徒歩で30~40分ほどの距離感ですが、阪神の甲子園駅との間には複数のバス路線が走っており、それを利用すれば道に迷うことなく甲子園球場まで行くことができます。

2つの「甲子園」駅。

■ 「タテジマ」に染まった「吉野家」「ローソン」

 「お膝元」ということもあり、至る所で阪神タイガースに染まっているのが甲子園駅周辺。それはチェーン店にも波及し、「吉野家」だけでなく、駅周辺にある「ローソン」各店舗も「猛虎仕様」。

駅前含めて数店舗存在する「タイガースローソン」。

 駅の西出口を出て、すぐ右奥にあるのが「タイガース吉牛」こと吉野家コロワ甲子園店。イオンなどが入居するショッピングモール「コロワ(Corowa)甲子園」1階に店を構えています。

甲子園駅西口すぐにある吉野家。

 近づいてみると、サインにはオレンジの代わりに黄色、グリーンの代わりに黒が配色されているのが分かります。ガラス面にもタイガースカラーのシマをレイアウト。

「タテジマ」に彩られた「タイガース吉牛」。

 なお、甲子園駅から甲子園球場までは目と鼻の先。駅前のローソン・スターバックス、タイガース直営のチームショップ「ALPS」を横目にまっすぐ進み、阪神高速の高架をくぐると、もう球場は目の前です。

球場までは目と鼻の先の好立地。

■ 「テイクアウト限定」の「六甲おろし牛丼」

 店内も、タイガースカラーのタテジマで彩られたレイアウトとなっている「タイガース吉牛」。ここには店舗限定の「オリジナルメニュー」が存在します。

虎柄で彩られた店内。

  それは、牛丼の上に大根おろしをトッピングした特徴と、「阪神タイガースの歌」の通称「六甲おろし」とを掛けた「六甲おろし牛丼」。

わさび味の大根おろしがトッピングされた「六甲おろし牛丼」。

 なお、本品は「テイクアウト限定」です。このため、容器もタイガースカラーに染まっていて、ファンの心をくすぐります。

 取材日のような閑散とした「日常」とは打って変わり、人・人・人の大波に見舞われるのがシーズン中の甲子園。現在はイオンが入居しているコロワ甲子園ですが、以前はダイエーが入居しており、当時の総菜売り場は日本一の売上を誇っていたという逸話があります。

 それは現在でも名残を残しており、試合前の売場はまさに「戦場」と化します。タイガースファンの熱狂度合いを直に感じることのできる空間です。

■ 帰宅して食べてみた

 テイクアウトメニューなので、実食は帰宅してから。ユニフォームと同じタテジマデザインになった持ち帰り用のレジ袋に入れてもらいました。

「タイガースカラー」なレジ袋。

 もちろん、牛丼の入った容器もタイガース仕様。フタを開ける前から猛虎魂をひしひしと感じます。

こちらも虎柄の容器に薬味たち。

容器も猛虎仕様。

 刻みネギは後のせ仕様で別容器。早速盛り付けてと……ではいただきましょうもぐもぐ。

トッピング具材を盛り付けて完成。

夏場におススメな逸品。

 いやはや、定期的に無性に食べたくなるのが牛丼ですね。私見ですが、「国民食」にカテゴライズしてもいいのかもしれません。

いただきまーす。

 なお、実は以前「オム豚丼」というメニューも存在していました。これは、豚丼の上に、ソースとマヨネーズがシマ状にかかったオムレツがトッピングされたもの。料理の見た目も「虎柄」というこれぞ「オリジナルメニュー」で、筆者も何度か食した経験があります。

白(マヨネーズ)黒(ソース)のタテジマがかかった「オム豚丼」。

無難な語呂に反して、料理としてはオリジナル感満載でした。

 “遺伝子レベル”でソース好きな関西人ということもあってか、筆者は「オム豚丼」は好んで食していたのですが、ふと気づいたころに本品は姿を消していました。「吉野家=牛丼」という図式がやはり強かったからか、浸透しなかったのかもしれません。吉野家の豚丼って、牛丼とは違う魅力がありますけどね。

(向山純平)

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