広島県に住むがらさんは、幼少期からガンプラを楽しんでいます。二児の父となった現在も、趣味の「模活」は継続。そのまま組み上げる「パチ組み」がメインで、先日は「RGゴッドガンダム」を製作しました。が、この日はさらに残ったランナーで、あるものを追加で作ってみました。
「これ伝わるかなぁ?」と問いかけながらのゴッドガンダムとのツーショット写真には、多くのTwitterユーザーが咆哮をあげる反響となっています。
写真に写っていたのは、円柱型の形状をした製作物に、先のゴッドガンダムがのっている姿。どうやら格闘技リングのコーナーポストのようです。腕を組んでいるガンダムが実にイカして……あ、これは!
お察しの方も多いと思いますが、がらさんが今回投稿したのは、ゴッドガンダムが登場したアニメ「機動武闘伝Gガンダム」後期OP「Trust You Forever」冒頭シーンを再現したファンアート。
歌を担当した故・鵜島仁文氏の熱唱も印象的な楽曲ですが、それはがらさんも同様。時代が変わっても忘れ得ない名場面です。ただ、本作は、偶然の出来事から生まれた「思いつき」の作品でした。
「組み立てが終わったときに、『ディスプレイスタンド』を購入していないことを思い出したんです。そのときにオープニング映像を思い浮かんだのと、みねるばさん(@minemineko_pubg)の『ランナーで作ったガンダム』や、『ガンダムR作戦※』で回収されたランナーで作られた作品展示を以前見ていて、面白いなあと思っていたのも理由でしたね」
※2022年7月より、全国45か所で開催中の「ガンプラリサイクルプロジェクト」イベントのこと。広島県では、8月6日・7日に広島PARCOで開催しています。
本作は4時間ほどで製作。こだわりは、「『ランナーっぽさ』を残しつつも、イメージもしっかりと伝えること」でした。
それは、エコな見た目に不意に脳内再生されてしまう再現性の高さ、そして1万を超えるいいねが寄せられることで見事大成功。ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいいんだ!
<記事化協力>
がらさん(@garachan2525)
(向山純平)