鉄道好きなお子さんの影響で、ご自身も鉄道好きになるママさんは少なくありません。ロマンスカーGSEの運転士さんらによる神対応で大の小田急ファンになった親子鉄のママさんが、小田急でのイベント参加に際し、小田急の電車をモチーフにした愛のこもったセルフネイルを披露しました。
小田急のセルフネイルをTwitterで披露したのは、ロマンスカーGSE大好き!というお子さんがいるママ鉄の七星さん。ロマンスカーから通勤車両まで、それぞれのカラーリングをモチーフにしたネイルアートです。
お子さんがロマンスカーGSEの大ファンになったきっかけは、とある運転士さんとの出会いから。駅のホームでGSEを待っていたら、入線してきたGSEの運転士さんが乗務員室の窓を開け、お子さんに声をかけてくれたのだとか。
限られた停車時間の中、運転士さんは発車ギリギリまでお子さんと話をする神対応。一緒に写真を撮ることができただけでなく、発車する際にお子さんの名前を聞いて「〇〇くん、またね!」と挨拶していったといいます。
その運転士さんとは数日後、同じホームで再会。乗務員室の窓から顔を出し、お子さんの名前を呼んで「こんにちは!また会ったね!」と声をかけてくれ、お子さんはすっかりGSEと優しい運転士さんのとりこに。その後も何度かホーム上で再会し交流を深めていきました。
それ以外にも、ホームで発着する電車を見ていると、運転士さんや車掌さんが声をかけてくれ、小田急のカード(通称、電車カード)をプレゼントしてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたりしたそうです。これほどの神対応が続けば、親子で小田急ファンになるのも当然ですね。
この夏、喜多見駅近くにある小田急研修センターでは、親子で楽しむプラレールのイベントが開催されました。イベント参加するにあたり、七星さんは小田急への愛を表現したセルフネイルを2日がかりで完成させました。
ネイルは左手が特急ロマンスカー車両、右手が通勤車両と小田急のコーポレートマークという形。それぞれ異なる車体カラーリングの特徴を再現しています。
ロマンスカーの左手は、親指から小指に向かってGSE(70000形)、VSE(50000形)、MSE(60000形)、EXEα(30000形)、EXE(30000形)。GSE、EXEα、EXEは少しでも本物の車体色に近づけるため、手持ちのジェルネイルカラーを混ぜて調色したという苦心作です。
右手は親指から、2020年に登場した最新の5000形(2代目)、3000形(2代目)、8000形、4000形(2代目)となっており、小指には小田急のコーポレートマークが描かれました。どれもブルーのストライプは共通ですが、車両それぞれの特徴を取り入れたデザインです。
完成したネイルをお子さんに見せたところ、まずは「ジーシー(GSE)だぁ!」と左手親指のGSEに反応したとのこと。「ママのお手手キレーイ!かわいいねぇ〜」と大喜びだったそうですよ。
七星さん自身は「EXEαの車体カラーをイイ感じに再現できたこと、EXEのトレードマークである赤い四角を上手く描けたことが、ちょっと嬉しかったです」と語ってくれました。左利きなので、右手で細かい作業をするのが大変だったのだとか。
学生時代からセルフネイルが趣味だという七星さん、これまでにも「新幹線ネイル」や「きかんしゃトーマスネイル」といった鉄道モチーフのネイルもしたことがあるんだそう。次はどんなネイルで、お子さんを喜ばせるのか、楽しみですね。
<記事化協力>
七星さん(@nanaKitty0208)
(咲村珠樹)