犬は猟で人間を手伝うこともあるせいか、何かを咥えて移動することがよくあります。フリスビーやボールのように、投げたものを持ってきてくれることもあれば、逆に持って行ってしまうことも。
コーギーのもなかちゃんは今、帰宅したお父さんのハンカチを強奪し、追いかけっこするのがマイブーム。テーブルの周りを回って、追いかける飼い主さんを翻弄します。
もなかちゃんは2021年9月生まれの女の子。まだ生後10か月ということもあり、普段から元気いっぱいで遊ぶことが大好きなんだそうです。
隙あらばおもちゃを持ってきて、飼い主さんにグリグリ押し付けては「これで遊んで」と、リクエストするもなかちゃん。自分でおもちゃを持ってくるだけではなく、飼い主さんの日常生活の一場面にも、遊びのチャンスをうかがっています。
仕事から帰宅した飼い主さんが、もなかちゃんの待つリビングに足を踏み入れました。お帰りなさい、と出迎えるのかと思ったら、あっという間に足に飛びついて、ポケットに鼻先を突っ込んでハンカチを強奪してしまったのです。
どうやら、追いかけっこするのが楽しいみたい。一目散に逃げるのではなく、捕まりそうで捕まらない絶妙な距離感で飼い主さんを翻弄します。
時折立ち止まっては振り返り、追いかけてくれているか確認するのも可愛いところ。近づこうとするとまた逃げ始め、追いかけっこを楽しんでいます。
飼い主さんにうかがうと、もなかちゃんはハンカチに限らず、何か「追いかけてもらえる!」と思ったものは何でも咥えていってしまうのだとか。以前は、もなかちゃん宛のお年玉袋を持って行ったこともあるそうですよ。
遊びたい盛りだけあって、いつまでも続いてしまいそうな追いかけっこ。このため飼い主さんは「5分くらい続けて、こちらが疲れたタイミングで、おやつなどと交換してハンカチを返してもらうことが多いです」と、ある種の取り引きをしているのだとか。
人間の場合も、この年頃は追いかけっこや鬼ごっこが大好きですから、もなかちゃんにしてみたら楽しくて仕方ないのかも。お仕事で疲れて帰ってきた飼い主さんには気の毒ですが、やはり付き合うしかなさそうですね。
<記事化協力>
もなか・コーギーさん(@corgimona0907)
(咲村珠樹)