「遊戯王」に登場するモンスター「青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)」を、プラモデルで再現した作品がツイッターで注目を集めています。
青白く輝くボディは原作の雰囲気がそのまま再現されていますが、驚くべきはこれがキットではなく、他のプラモデルのジャンクパーツで作られているということ。しかも稼働まで……!思わず「スゴイぞー!カッコいいぞー!」と叫びたくなってしまいます。
作品を製作したのは、ミニチュアゲーム作家として活動する傍ら、模型製作を行っているプロトクラフトさん。
ジャンクパーツを用いての製作は、もともとYouTubeに投稿する動画のアイデアの一つとして考えていたもの。さまざまな種類のパーツから別のモチーフを作る遊びにハマっており、今回は特に思い入れのある遊戯王の中から再現しようと思ったのが作るきっかけでした。
使用したのは「ガンダム」や「ゾイド」、「境界戦機」といった多種多様なプラモデルのパーツ。これらを切ったり割ったり繋いだり。仕上げに塗装を行い完成となります。文字にすると簡単に見えますが、パーツの選定や加工には、プロトクラフトさんの経験による技術と工夫がふんだんに盛り込まれています。
特にこだわったのは「うなじにある鱗が重なった部分」。ブルーアイズを再現するにあたり、最も特徴的な部分はココだと思い、パーツ選びを特に入念に行ったそうです。
こうして出来上がった作品は、まるで実際に販売されているキットと言われても違和感のないほどの出来栄え。遊戯王には「メタル化・魔法反射装甲」というカードがありますが、その効果をブルーアイズに発動したら、このような機械的な見た目になりそうですね。
高い完成度を誇る作品は、プロトクラフトさん自身も「ふつくしい……」と原作ネタで唸るほど。ツイッターへの投稿に対しても「ブルーアイズ・フルメタルドラゴンて感じですかね」「ATKが6000位ありそうな見た目ですね!」と、遊戯王ファンらからの熱視線が送られています。
<記事化協力>
プロトクラフトさん(@protocraft_bg)
(山口弘剛)