今年の干支である虎を羊毛フェルトで作った、なんともかわいらしい作品がツイッターで多くの方の心をつかんでいる模様。
まんまるとしたフォルムで舌を出す姿は、従来の虎が持つ強くてカッコいいイメージとは正反対。思わず守ってあげたくなるような愛らしさを振りまいています。
この作品を制作したのはふんわりマシュマロマン(@wataw8)こと、羊毛フェルト作家のまゆさん。ほっぺがぷくぷくとした作風が特徴で、完成した作品は月に1~2回ほど通販サイトを通じて販売しています。
今年の干支に合わせて、昨年末ごろから顔だけの虎を多く用意していたそうです。今回はそれに「体を付けたら絶対かわいいな」と考え制作したのだそう。ぷくぷくしたお顔だけでも十分かわいいのですが、短い手足が付くとかわいさ倍増です。
この短い手足やずんぐりむっくりとした体はまゆさんのこだわりポイントで、体のラインがかわいく見えるよう考えながら作ったとのこと。また、ペロッと出ている舌は昨年の夏に亡くなったまゆさんの愛犬からインスピレーションをもらっているのだそう。
まゆさんのさまざまな「好き」を詰め込んだ作品。その出来栄えには自身も大満足。出来上がった作品を見て思わず「かわいい~!」と叫んでしまったのだとか。
作品には8万件もの「いいね」が付き、多くの方がそのかわいさに癒やされた模様。「もう芸術としか言いようがありません」といった作品に対する称賛の声が寄せられたほか、中には販売を求める声も。
まゆさんはオーダーは受け付けておらず、今回の作品の販売についても今のところは検討中としながらも、「羊毛フェルト作品を作るのはすごく楽しいので、毎日コツコツ作って期待に応えられたら良いなと思っています」とコメントしています。
<記事化協力>
ふんわりマシュマロマンさん(@wataw8)
(山口弘剛)