Amazonでは10月28日発売予定です。
都心にありながら都営新宿線では1日の平均乗降者数がもっとも少ない地味な駅、別名は「明治座前」ですが、「明治座裏」といったほうがしっくりくる浜町駅からすぐのところに位置する、東京都中央区の相撲部屋・荒汐部屋。ここ2か月の間で、4冊の猫写真集が出版されるという、超高密度猫ンテンツスポットであります。その1冊が、河出書房新社から発売される『モルとムギ 相撲部屋の猫親方』。撮影はカメラマンの前田悟志氏。
荒汐部屋のWebサイトでも「特別メンバー」として、その一員に数えられる2匹のオス猫、黒っぽいほうがモルちゃんで、茶白がムギちゃんです。2005年に発生したモルちゃん失踪事件の顛末は、思わず涙を誘います。なんという愛されっぷり。
『モルとムギ 相撲部屋の猫親方』は、猫の親方として、力士やおかみさんにかわいがられる日々を収めたドキュメンタリー写真集。朝の稽古に立ち会ったり、おやつをもらって直立したり、でっかい力士とじゃれ合ったり。
2004年に九州場所中に現地で保護されたモル、その後、荒汐部屋の近くで保護されたムギ。不思議な不思議な縁で部屋に暮らす2匹の猫と、相撲部屋のみなさんとの、優しい心の触れ合いが伝わってくる写真が満載であります。他の出版社から発売の残りの3冊も欲しくなること、請け合いです。
『モルとムギ 相撲部屋の猫親方』の気になるお値段は、税抜き1200円となっております。
[モルとムギ 相撲部屋の猫親方/河出書房新社 via 読者投稿]