ディスプレイといえば、ブラウン管で重くて場所をとって、ほどよい温度で猫が上に陣取るものだったわけですが、ブラウン管を知るものとしては、こんな映像が生きているうちに見られるとは思いませんでした。長生きはしておくものであります。
ディスプレイの後に入ると顔が痒くなるのは、本屋に入るとトイレが近くなるのと同様に、猫にとってはよく知られた現象かどうかは定かではありませんが、掻こうと上げた足がディスプレイにブロックされて本懐を遂げられない茶猫さん。耳の後を掻こうと頭を下げて足を上げるも、やっぱり掻けずに、空しく響くツメの音。
そーいう掻けないときに限ってやたら痒くなったりするもんですが、掻いたつもりで足のお手入れをしているところから見ると、一連の動きを済ませたらそれはそれで満足できたようです。人間もこれくらいテキトーに、こだわらず生きていきたいものであります。
[Computer Screen Blocks Cat Scratch || ViralHog/YouTube]