キャットニップでワインを製造

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ニュージーランドの「Muttley's Estate」は、一風変わったワイナリーです。というのも、ここではキャットニップを使ってペット用ワインを製造しているからです。
同社ディレクターのJohn Robertsさんは「犬も猫も楽しめる飲料を作りたかったのです」と話しています。
「キャットニップへの世界的な関心の高まりと、ペットの食生活の高度化が進む中で、飼い主がペットと一緒に祝うためのプレミアム飲料の開発を模索するのは自然な流れでした」という彼。
キャットニップのワインは、ペットのストレスを軽減する効果もあるそうです。猫にとっては気分を高揚させて遊び心を高めてくれるし、犬にとってはリラックス効果をもたらすといいます。
「ペットにかかる現代のストレスを軽減するために、このシリーズを開発しました。もちろんノンアルコールですよ」
米市場への参入も視野に

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同社のペット用ワインは、軽快なタイプから深みのあるブレンドまでいろいろな種類があります。それぞれキャットニップの濃度が異なるそうで、「Champawgne」のような軽めの白ワインは猫に人気があり、「Purrno Noir」や「Pawt」のような濃厚なブレンドは犬に人気だそうです。
ちなみにこれらの商品名は、犬猫の足先を示す「Paw」や、猫のゴロゴロ音を意味する「Purr」をもじってつけられています。
社名はJohnさんの愛犬の名をとってつけたという同社。創業から1年経っていないにもかかわらず、すでに米国への進出を検討中で、ニュージーランド貿易産業省(NZT)と協力しながら現地市場の販売代理店を探しているところだそうです。
「ニュージーランドの(人間用)ワインは北米で高い評価を得ています。だからアメリカ市場への参入に期待しています」とJohnさんは話してくれました。
キャットニップ栽培の拡大に期待

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キャットニップは東オークランド地域でよく育つ、成長力の強い作物です。Johnさんは、キャットニップを商業規模で栽培することで、国内の農業がさらに発展し多様化すると考えています。
ペット関連会社や自然食品産業で利用されているキャットニップについては、世界的な需要が高まってきています。とくにキャットニップのエッセンシャルオイル市場は、2030年までに年約6%成長していくとも予想されています。
「ニュージーランド国内で、キャットニップ畑がどんどん増えていくのをぜひ見たいですね。わが社のような小さな試みを全国規模の園芸プロジェクトへと発展させ、世界中のペット愛好家に楽しんでいただきたいと願っています」と目を輝かせて話すJohnさんです。
なお、同社では人間が楽しめるキャットニップ・ワインの開発も進めているということです。愛猫と一緒に「キャットニップの白ワイン」を楽しむ日も、そう遠くないようですね。
出典:Gourmet pet wine for anxious cats and dogs
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