16年前に失踪した愛猫

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行方不明になっていた猫が、しばらくたってから見つかることはめずらしくありません。でも英国でこのたび発見されたのは、16年間もの長期にわたって失踪していた猫だったのです。猫の寿命を考えると、とてもめずらしいことといえます。
Carl Pullenさんは、2009年に行方不明になった愛猫Sunshineと2025年になって再会しました。
Sunshineはメスのベンガルです。ある日、英国ウェルウィン・ガーデン・シティにある自宅を出たきり、二度と戻ってきませんでした。
ところが2025年3月になって、獣医から「ベンガル猫を引き取っている。マイクロチップにこの電話番号が記載されている」という電話を受けたのです。
「びっくりしました。獣医が『Sunshineはあなたの飼い猫か?』と聞くので、『はい』と答えると、そこに迷子猫として引き取られたというではありませんか」
必死の捜索もむなしく

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「こんなに年月が経って、まさかまた愛猫に会えるとは思っていなかったので、本当に感激しました」と話す彼です。
Sunshineが行方不明になった当初、彼は町中にチラシを貼り、捜索のために奔走しました。でも最終的には諦めざるを得なくなり、約40キロ離れたテイクリー村の家に引っ越していったのです。
「もう二度と会えないだろうと思っていました。家を移るときは、後ろ髪をひかれる思いで、とても悲しかったです」とCarlさん。
ベンガルは、英国で1000ポンド(約19万円)以上で取引されるため、盗まれたのではないかと考えていたそうです。
これからは平和な余生を

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「長年、携帯の電話番号を変えていなかったのは幸運でした。さっそく獣医から猫を引き取ったとき、Sunshineはあまり元気な様子ではありませんでしたね」
「痩せていて爪は伸び放題。腎臓も悪かったんです。歯を抜いてもらい、少し体力がつくように薬を飲ませてあげたので、今はだいぶ元気になりました」
Sunshineは現在19歳くらいのようです。
「これから愛猫が、幸せに人生の終わりを自宅で迎えられることがうれしいです。長くは一緒にいられないかもしれませんが、少なくとも平和な引退生活が送れるのは、すばらしいことです」と話すCarlさんです。
この16年間、Sunshineがどんな生活をしてきたのかはだれにもわかりません。でもやっと飼い主と再会したいま、この猫が幸せな気分でいることは間違いありませんね。
出典:Stray cat with microchip reunited with owner after 16 years
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