starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

保護猫を家族にする前に…『トライアル期間』でチェックすべきポイント3選と過ごし方


保護猫を家庭に迎え入れる際には、トライアル期間が重要です。この期間中に考慮すべき点は、猫が新しい環境に馴染めるか、飼い主や家族に猫アレルギーはないか、そして家族全体で猫のお世話ができるかという三点です。猫は環境の変化に敏感であるため、最初は安全で落ち着ける場所を提供することが大切です。また、猫アレルギーの発症を確認し、症状を和らげる対策を講じることが求められます。そして、猫の習性や生態を学び、家族全員で協力して愛猫との関係を築いていくことが不可欠です。トライアル期間がうまくいけば、猫と家族はより良い関係を築くことができ、幸せな猫暮らしの第一歩を踏み出すことができます。

1.生活環境になじめるかどうか

ケージの中の猫

まず、「トライアル期間」で押さえておきたいのは、迎え入れた愛猫がおうちになじんでくれるかどうかです。

猫は基本的に環境の変化が苦手で、暮らす場所が変わってしまうと、強い不安感に襲われることがあります。保護猫団体のシェルターと新しいおうちとでは、まったく環境が異なるので、愛猫がとまどい、怯え、動揺してしまうのもある意味、当然です。

今後の本格迎え入れに向けて、愛猫に落ち着いてもらうことが何よりも先決です。手始めに、ケージをタオルや毛布などで覆い、まわりからの刺激を和らげてみてください。猫は、身を隠せる場所にいると、とても安心します。

十分に慣れてもらった段階で、ケージ越しに猫じゃらしで遊んだり、少し撫でてみたり、あくまで愛猫から寄ってくるタイミングを見計らって、いろいろとコミュニケーションを試してみましょう。

その過程のなかで、毎日、適量のごはんを食べてくれるかどうか、あるいは、おしっこやうんちに問題がないか、見極めることもポイントです。

2.猫アレルギーの有無を確かめる

猫アレルギーの女性と戯れる猫

いくら猫好きでも、飼い主さんが猫アレルギーだった場合、思い描いた猫暮らしが実現するかどうかはわかりません。詳述は避けますが、猫アレルギーを持っていると、花粉症によく似た症状を引き起こします。

実は、猫アレルギー問題は、トライアル期間における大きな関門です。飼い主さん自身が平気だとしても、いっしょに暮らす他の家族が重度の猫アレルギーを発症すれば、残念ながら、迎え入れを断念せざるを得ないケースもあります。

ただ、猫アレルギーを発症するかどうかは、事前の血液検査を除いては、おうちで共に暮らしてみないとわからない部分があります。

もし家族の誰かが猫アレルギーを発症したら、こまめな部屋の掃除や換気、空気清浄機などの活用で症状が軽くなるかどうか、ひと通り対策したうえで、最終的な結論を出してみてください。

猫アレルギー持ちでも、幸せに愛猫と暮らしている飼い主さんもいることを、最後につけ加えておきます。

3.家族みんなで協力してお世話できるか?

家族と猫

かわいくて面白くて、ツンとしたところも魅力的―猫に対してそんなイメージを持っている猫飼い志願者は多いかもしれません。夢にまで見た猫暮らしゆえに、飼う前からさまざまな想像を膨らませているはずです。

ところが、実際にいっしょに暮らし始めると、猫という動物はなかなか手強い存在だと思い知らされることになります。飼い主さんの言うことは聞かないのはもちろん、あちこちで爪研ぎしたり、粗相したり、夜中も鳴き続けたり、いろいろと大変です。

ひどくつらい過去を引きずっている猫であれば、献身的にお世話しても、まったく懐いてくれない可能性もあります。いわゆる、理想と現実のギャップです。最悪の場合では、トライアル期間の半ばにして迎え入れを辞退する例もあります。

トライアル期間前に、かわいいだけでは収まらない猫の習性や生態を学んでおくと、たとえ夢見た暮らしとは違っても、リアルな現実として受け入れる余裕も生まれてきます。

誰かひとりにお世話を押しつけるのではなく、家族全体で協力して、根気よく愛猫との関係を築いていく―トライアル期間中、家族一同で改めて確認できたら、多少の不安を抱えながらも、胸を張って、かわいい「わが子」を迎え入れてあげてください。

まとめ

素敵な飼い主を待つ子猫たち

保護猫を迎え入れる選択肢は、現在では愛猫暮らしの主流となりつつあります。

今回は、保護猫の「トライアル期間」で、どんなことに気をつければ良いのか、3つの注意点を紹介しました。

最初に、迎え入れた子に落ち着いてもらうことがいちばん大事です。そのうえで、家族内での猫アレルギーの有無、猫暮らしで想定しうるストレスにみなさんが耐えられるかどうか、ひとつずつ確認してみてください。

たくさんの保護猫たちが、大切にしてくれる飼い主さんとの出会いを待っています。みなさんの力強いサポートで、より多くの猫たちが幸せになることを心から願っています。


■関連記事
童顔の猫→『年齢』を見てみると……?信じられないほどに『若々しい姿』が凄すぎると116万表示「言われなかったら見えない」「本当に?」
コタツを片付けようとしたら、猫が……笑わずにはいられない『必死すぎる抵抗』が7万再生「しっかり確認してて笑った」「コタツ愛凄い」
仕事に行こうとしたら、ケージの中から子猫が…反則級の『出かけてほしくないアピール』が70万再生「めり込んでるww」「かわいいww」
『極寒のなか妊娠していた1匹の母猫』が保護されて…家の中で見せた『胸を打つ光景』に「見ていて涙がでた」「本当に良かった」と感動の声続出
猫が撫でてほしい時にする6つの仕草
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.