1.爪や足の裏の毛が伸びている

猫の爪や足の裏の毛が伸びていると、フローリングやつるつるの場所では滑りやすくなってジャンプ失敗の原因になり得ます。
爪の伸びすぎは、ジャンプ失敗のほかにも掻いたときに皮膚を傷つけたり、爪を引っかけてケガをしたりする原因にもなりますので、定期的に切るようにしましょう。
また長毛種は足の裏の毛が伸びやすく、滑る原因になります。定期的に確認してカットしましょう。一般的に短毛種は伸びすぎることはありませんが、気になる場合はカットしてあげてください。
爪切りや毛のカットがおうちでは難しい場合は、動物病院でお願いするのがおすすめです。
2.病気やケガをした

ジャンプに失敗する原因としては、病気やケガも考えられます。ジャンプを失敗したり、飛ぼうとして途中でやめたりすることが増えてきたら要注意です。
ジャンプ失敗の原因となる病気には、関節炎や脊椎・脊髄疾患の可能性があります。体を動かしたがらない、歩き方に違和感がある、高い場所への上り下りをしなくなったなど、行動に変化が見られる場合は、動物病院の受診をおすすめします。
また足をケガしている場合にも痛みからジャンプを避けたり、失敗したりする場合があります。
3.運動不足や肥満

猫は活発に遊ぶことで筋力を維持し、ジャンプ力を保っています。しかし運動不足になったり肥満が進んだりすると、筋力が衰え、体重の負担でジャンプが難しくなってしまいます。
とくに肥満の猫は、体重の重さからジャンプの高さや距離が足りずに失敗しがちです。失敗するだけなら良いのですが、着地に失敗するとケガをしてしまう恐れもあるため注意が必要です。
また肥満の猫は関節に問題を抱えていることも多く、ジャンプを失敗する原因にもなります。
肥満はさまざまな病気のリスクを高めることにもなりますので、愛猫の健康のためにも食事管理を徹底して、理想的な体重を維持するようにしましょう。
4.加齢による筋力の低下

猫も7歳になるとシニア期と呼ばれ、少しずつ老化がはじまります。加齢とともに筋肉量が減少したり、関節の柔軟性が失われたりして、ジャンプなどの運動能力にも影響を及ぼします。そのためジャンプで高い場所に登れない、ジャンプに失敗するといったことが増えてくるでしょう。
また高齢の猫は、骨も弱くなっているため、ジャンプ失敗時のケガのリスクが高くなります。
とはいえ筋力維持のためにも、年齢にあった運動をすることは大切です。室内環境を整え、キャットタワーはシニア向けの段差の小さなものに変えるなど、無理なく運動ができるように工夫をしてあげてください。
まとめ

猫がジャンプを失敗する原因は多岐にわたりますが、主なものとしては爪や足の毛の手入れ、病気やケガ、運動不足や肥満、加齢による運動能力の低下などが考えられるでしょう。
愛猫のジャンプ力を保つためには、日々の健康管理と環境整備が大切です。
急にジャンプを失敗する回数が増えた、ジャンプをためらうようになったときは、病気やケガの可能性もあります。早めに獣医師に相談することをおすすめします。
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