YouTubeに投稿されたのは、保護子猫ちゃんたちと飼い主さんのある日の様子。今まで50匹以上の猫ちゃんたちを保護し、里親さんの元へと送り出してきた飼い主さん。数々の経験から形成された『子猫レスリング』教育法に「子猫育成メソッド」「奥が深いなあ」「素晴らしい」と、コメントが上がり、1.7万再生を超える反響がありました。
『子猫レスリング』教育法
飼い主さんの周りでもみくちゃになって遊ぶ4匹の子猫ちゃんたち。里親さんの元へ巣立つべく、絶賛修行中だったのだそう。飼い主さんの膝のうえや、すぐ手の届きそうな範囲で『子猫レスリング』をしていました。この『子猫レスリング』は子猫たちの成長の過程でとても重要なのだとか。なんでも、飼い主さん曰く「子猫は兄弟姉妹での猫レスリングを通して社会性を身に付けて成長していく」とのこと。たしかに、自分以外の存在があって初めて学べることはたくさんあります。子猫ちゃんたちもそうやって物事の良し悪しや、力加減を学んでいくのでしょう。
膝のうえに集まる子猫ちゃんたち
至る所でもみ合いが起きる
『子猫レスリング』
『子猫レスリング』中は、「こちらはただ軽くフォローをしながら、そのレスリングを見守るのが仕事」なのだとか。ついついかわいくて過保護になってしまう気持ちもありますが、子猫ちゃんたちの成長のためにぐっと我慢です。
体格差があってもなんのその
攻守交替も社会性を育む
ひとりぼっちの子猫の学び方
しかし、どの子猫ちゃんたちも兄弟姉妹がいる状態で保護されるわけでないのも事実。そういった場合は『子猫レスリング』ができないので、「噛み癖が出てしまうこともしばしば」だったそう。飼い主さんのこれまでの苦労が垣間見えます。
1匹預かりだと噛み癖が出てしまうことも
そんなときは「先住猫と絡ませる」のが良策なのだそうで、先住猫ちゃんたちに「子猫育成機関」として活躍してもらっているんだとか。1匹で保護されて不安な子猫ちゃんたちも、きっと優しい先輩たちと遊ぶことができたら嬉しいはず。同時に猫社会のルールも教えてもらえて、先住猫ちゃんたちには頭があがりません。
先住猫に一役買ってもらう
「子猫育成機関」
幸せの「子猫団子」
ひとしきり『子猫レスリング』を楽しんだ子猫ちゃんたちは、飼い主さんのお膝の上で団子になって眠ってしまいました。この「子猫団子」が、保護活動をしていく中で飼い主さんの素敵な思い出になっているそう。
疲れて眠ってしまった子猫ちゃんたち
巣立ちの時が近づくことにに寂しさも感じるものの、幸せそうに眠る子猫ちゃんたちの寝顔は、見ているだけで癒されました。
幸せの「子猫団子」
飼い主さんの長年の経験から導かれた『子猫レスリング』教育法に「子猫育成メソッド」「奥が深いなあ」「素晴らしい」とコメントが寄せられていました。「ねこかます nekokamasu」では保護された猫ちゃんたちや、飼い主さんと暮らす先住猫ちゃんたちの日々の様子を見ることができます。
子猫ちゃんたち、飼い主さん、この度はご協力誠にありがとうございました！
写真・動画提供：YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」さま
執筆：のうきんねこ
編集：ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投編集：ねこちゃんホンポニュース編集部。
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