猫に危険な「避けるべき首輪」の特徴4選
1.サイズが合っていない首輪
猫の成長はとても速く、子猫のときに付けた首輪のサイズを変えずに使用することで首がしまったり、首周りの毛が抜けてしまったりすることがあります。
また、成長するからと大きめの首輪をつけるのも、ドアノブなどに引っかかり「首吊り」状態になったり、口に引っかかることで「猿ぐつわ」状態になったりする危険があるので注意が必要です。
首輪の幅にも注意しましょう。幅の広すぎる首輪は、毛づくろいをするときに邪魔になるため、猫のストレスになってしまいます。
幅は1cm程度のものを選び、人間の指が2本入るくらいの隙間をあけて付けてあげるようにしてください。
2.付属品の多い首輪
猫の首輪はたくさんの種類が販売されていて、選ぶのも楽しいですよね。
しかし、リボンやビーズのような細かい装飾品が付いているタイプの首輪には注意が必要です。
使っているうちに取れてしまい、それを誤飲してしまう事故もあります。また、装飾が気になってしまい、首輪自体を嫌がることもあるので、初めのうちは飾りのないシンプルなものを使って慣れさせるようにしましょう。
手作りの首輪を使用する時も、誤飲してしまいそうなものはつけないように工夫して作るようにしてくださいね。
3.革製品の首輪
革製品の首輪は耐久性に優れ、見た目も高級感があり素敵ですよね。
しかし、革製品は布素材のものより重さがあることが多く、皮独特のニオイが付いていることもあります。
重たい首輪は猫の負担になりますし、ニオイに敏感な猫にとっては大きなストレスを感じてしまう子もいるので注意が必要です。
4.鈴の付いている首輪
鈴のついた首輪は、猫がどこにいるのかすぐに分かるので私たちにとってはとても利点がある装飾です。
猫も鈴の音を最初は嫌がっても、ずっと着けているうちに慣れてしまう子が多いようですが、なかには音に敏感で動く度に耳元で高い音がなり続けることをストレスに感じる子もいるようです。
また、鈴もぶら下がっているので誤飲の危険がないとは言えません。特別な理由がないのであれば、鈴のついていないものを選ぶことをおすすめします。
安全性の高い首輪を選ぶようにしよう
猫に首輪をつけるメリットは、飼い猫であることが一目でわかるということです。最近では首輪にGPSが付いていたり、トイレや睡眠時間などの健康管理ができたりするものも販売されています。
確かに私たち飼い主にとってはメリットの多い首輪ですが、猫にとっては必須なアイテムではありません。
そのため、首輪をつけるときは猫にとって危険やストレスの少ないものを付けてあげることが大切です。
おすすめなのは、セーフティバックル(安全機能)のついているものを選ぶことです。
セーフティバックルとは、猫の首輪は何かに引っかかってしまったときや、自分で外そうとして口の中に引っかかってしまったときに首輪が外れるようになっている機能のことです。
この機能が付いていないと、どこかに引っかかったり猿ぐつわ状態になったりする危険な事故につながりかねません。このような事故は、最悪の場合死につながるケースもあるので注意しましょう。
愛猫の体格や性格を考慮し、飾りや音が負担にならないものを選ぶようにしてくださいね。
まとめ
猫に首輪をつけるのは、万が一脱走してしまったときや災害などで飼い主とはぐれてしまったときなどに身分証明書の役割をしてくれます。
そのため、完全室内飼いの猫であっても、万が一に備えて首輪をしておく方が安心です。
一方で、選ぶ首輪を間違えたり、誤ったサイズを使用することで思わぬ事故や怪我につながる危険性があることも知っておきましょう。
首輪をずっとつけっぱなしでいると、摩擦で首周りの毛が薄くなったり皮膚炎を起こしたりする場合もあるので、首輪を着ける際は時々皮膚被毛に異常がないかを確認しましょう。
たくさんの種類が販売されているからこそ、見た目や値段で選ぶのではなく、安全性の高い商品を選ぶようにしてくださいね。
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