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『抜け毛が多い』と言われる猫種4選 それぞれの特徴と、お世話の注意点


この記事では、アメリカンショートヘア、スコティッシュフォールド、ラグドール、ペルシャの猫種について、その特徴と抜け毛対策が紹介されています。これら猫種は、いずれも美しい被毛を持つことから、日々のお手入れが必要とされます。アメリカンショートヘアは換毛期には抜け毛が増えるため、週に2〜3回のブラッシングがお勧めです。スコティッシュフォールドは短毛と長毛で異なり、長毛種は毎日ブラッシングが理想的です。ラグドールは長毛種ながら絡まりにくく、週に2〜3回の手入れで済むことが多いですが、換毛期は1日2回のケアが必要な場合もあります。そして、ペルシャは毎日のブラッシングが欠かせません。特に毛玉ができやすい部位は注意が必要です。各猫種の美しい外観を維持するため、定期的なお手入れとクリーニングが推奨されます。

1. アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘアは、丈夫な体格と愛らしい顔立ちが特徴の猫種です。さまざまな色があり、美しい外見が魅力のひとつとなっています。

被毛は短毛のダブルコートで、春と秋の換毛期には大量に毛が抜けます。

被毛のお手入れは、定期的なブラッシングが基本です。週に2〜3回はブラッシングをして抜け毛を取り除きます。短毛なので頻繁にシャンプーする必要はありません。濡れタオルで体をふいてあげるだけでも抜け毛対策になります。

また活発な猫種なので、キャットタワーを設置するなど、存分に運動ができるように環境を整えてあげましょう。

2.スコティッシュフォールド

長毛のスコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、独特な折れ耳と愛らしい表情で大人気の猫種で、短毛と長毛の2つのタイプがいます。短毛は毛の密度が高く、長毛は毛が柔らかくふわふわとした触り心地です。どちらのタイプも抜け毛は多い傾向です。

被毛のお手入れには、やはり定期的なブラッシングが欠かせません。短毛の場合は週に1〜2回、長毛の場合、可能であれば毎日1回はブラッシングをおこなうようにしましょう。

ただし長毛のスコティッシュフォールドは毛量が多く毛玉ができやすいので、換毛期には1日に2回ブラッシングを必要とする場合もあるかもしれません。

長毛のスコティッシュフォールドの美しい被毛を保つには、時間と手間が必要です。お手入れの時間が十分にとれないという人には、同じスコティッシュフォールドでも短毛の個体をおすすめします。

3.ラグドール

お座りしているラグドール

ラグドールは、長毛で優雅な被毛と穏やかな性格が魅力の猫種です。

ラグドールは長毛種ですが、サラサラとした被毛で絡まりにくいのが特徴です。そのため日頃のブラッシングは、週に2〜3回と比較的手間がかかりません。ただし被毛が抜け替わる換毛期には、1日2回のブラッシングが必要となる場合もあります。

なおブラッシングの前には、必ずコームで被毛のもつれをとるようにしてください。

また被毛の美しさと健康を維持するためには、月1回のシャンプーも一つかもしれません。

人に抱っこされるのを好む猫種ですから、毎日短時間でも抱っこをしてあげてくださいね。

4.ペルシャ

横向きのペルシャ

ペルシャ猫の最大の特徴はなんといっても、ゴージャスな被毛と穏やかな性格です。独特な光沢を放つ美しい被毛はふわふわで柔らかく「まるで絹のような手触り」と評されるほどです。

その一方で抜け毛が非常に多く、とくに秋と春の換毛期には大量の抜け毛が発生します。そのため毎日のブラッシングと可能であれば定期的なのシャンプーも検討しましょう。

抜け毛がさらに増える換毛期には、1日2回のブラッシングが必要です。なお胸やお腹は毛玉ができやすいので、とくに丁寧におこなってください。

また抜け毛が多いだけに、室内の掃除もこまめにおこなう必要があります。ソファーやカーテンといった布製品も粘着クリーナーなどを使用してしっかりと取り除くようにしましょう。

まとめ

花冠を頭に乗せたアメリカンショートヘア

一般的に、ダブルコートの猫は抜け毛が多いと言われています。また、短毛種よりも長毛種のほうが抜け毛が多い傾向があります。とくに秋と春の換毛期には、大量の抜け毛が発生しやすいです。

今回紹介したアメリカンショートヘア、スコティッシュフォールド、ラグドール、ペルシャ、メインクーンなどは、抜け毛が多い猫種の代表です。

抜け毛が多い猫は、美しい被毛を保つために日々のお手入れが欠かせませんが、豊かな被毛のペルシャや柔らかな毛並みのラグドールなど、ほかにない魅力を持っており世界中にファンがいます。

愛猫とのスキンシップやコミュニケーションの一環として、毎日のお手入れを楽しむのもおすすめですよ。ぜひ彼らと一緒に暮らしてみませんか?


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