1.猫用ケージに入れる
![ケージの中にいるかわいい猫](https://image.kingsoft.jp/starthome/nekochan/2024-03-19/f7fe47d6095995073411d8e8501f356c_lg.jpg)
「長時間のお留守番」で最も気を付けたいのが、誤飲によるトラブルです。
猫はもともと好奇心旺盛な動物ですが、お留守番中は退屈になるためイタズラが増える傾向があります。思わぬ誤飲や誤食を防ぐためには、猫用ケージを利用するのが有効です。
狭いケージはストレスがたまってしまう恐れがあるため、なるべく大きなものを選ぶようにしましょう。トイレやフード皿を置いても自由に遊べるくらいのサイズがおすすめ。また猫は上下運動が活動のメインとなるため、縦に2段以上ある設計がベターです。
ケージに慣れてもらうために、日頃からケージを室内に設置しておいて、食事やトイレをその中でできるようにすると良いでしょう。
ケージ慣れしていない猫の場合は、ヒモ状のものや人の食べ物など誤飲しやすいものを徹底的に片付けておきましょう。普段はイタズラをしない猫でも、暇潰しのために電源コードやゴミなどで遊んでケガをするケースもあります。
2.水やフードを切らさないようにする
![猫と給水器](https://image.kingsoft.jp/starthome/nekochan/2024-03-19/ad1da625a9cf2cdf2d5aa65fc380a64c_lg.jpg)
「長時間のお留守番」では、お水とフードを用意しておくことも大切です。とくに水は動物にとって欠かせないものなので、お留守番中になくならないように気を付けなければなりません。
お留守番中は、猫用自動給水機や自動給餌器を利用するのがおすすめです。
タイマー設定できるものが主流ですが、最近ではスマホで遠隔操作できる商品もあります。猫がこぼしてしまったり水切れを起こしたりする可能性が低く、比較的安心できるアイテムですが、電池切れや停電時に使えなくなることについては考えておきましょう。
なお、新しい給水機・給餌器をお留守番時にいきなり使わせようとしても、慣れていないだけでなく驚いて使ってくれない可能性もあります。それを避けるために、事前に愛猫に使わせて、慣れさせておくと安心です。
また外出時には、きちんと作動するかどうか、確認することを忘れないようにしてください。
3.部屋を適温にする
![白猫とエアコン](https://image.kingsoft.jp/starthome/nekochan/2024-03-19/f5b70743de580c2e78bfcb22181019b4_lg.jpg)
「長時間のお留守番」となると、お部屋の温度についても気を配らなければなりません。
猫は寒さに弱いですが、汗腺がほとんどないので夏の暑さも苦手です。22~28度を目安に、快適な温度を保てるように工夫しましょう。
エアコンのタイマーでもいいですが、スマホで操作できる冷暖房器具もおすすめです。
また「ペットモード」と呼ばれるような、ペットに適した温度をキープしてくれるエアコンも販売されています。これらは通常のお留守番でも役立つ機能なので、長時間のお留守番を機に新調してみてもいいかもしれませんね。
ただしストーブやヒーター、コタツのように床置きで使用するものは、やけどやコードを誤飲する可能性があります。最悪の場合、感電したり火事になったりすることもあるので、長時間のお留守番には不向きと言えるでしょう。
4.戸締りに気を付ける
![扉を開ける猫](https://image.kingsoft.jp/starthome/nekochan/2024-03-19/143b73fa95579a832259df91aae4d13a_lg.jpg)
「長時間のお留守番」中に、窓や扉を開けて脱走してしまう猫はとても多いです。
お留守番中に脱走すると発見も遅れ、最悪の事態に陥ってしまうことも考えられます。感染症や寄生虫の被害を受けることもあるので、対策をしておいた方がいいでしょう。
長時間家を空けるときは、すべての開口部が閉まっているか必ず確認してください。玄関やベランダはもちろん、トイレやお風呂などの小窓のカギが開いていないかまでチェックしましょう。
また、猫が開けるのは扉や窓だけではありません。中には冷蔵庫を開けて中の食材を食べてしまったり、普段は入らない押し入れに入ってしまったり、といったケースもあります。
まとめ
![窓の外を見ている茶トラ猫](https://image.kingsoft.jp/starthome/nekochan/2024-03-19/769aaf8b3ac8932754095c7969d07993_lg.jpg)
家を長時間空けるときに猫をどうするかは、多くの飼い主が悩むところです。
ペットホテルや病院に預けることが一番安全ではありますが、自宅以外での生活が大きなストレスになってしまう猫もいるため悩ましいところですよね。
そのため、どうしても猫を「長時間のお留守番」をさせなくてはいけないときは、今回こちらで解説した約束事を必ず守るようにしてください。
それと同時に、飼い主の不在が1泊を超えないようにすることも大切です。
1泊以上のお留守番は猫のストレスになるだけでなく、掃除していないトイレを起因とした排泄トラブルや、転倒による事故などさまざまなトラブルのリスクが高まります。
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